【はじめに】
ある日突然家中のお湯が出なくなり困っている方はいらっしゃいませんか ?
これはまさにワタクシ個人が今現在直面している問題で、業者に給湯器を診てもらったところ経年劣化による寿命とのことで、修理用の部品などはもうなく、なおかつ新品が手に入るまで早くても 3 カ月待ちといった “死刑” のごとき審判が下されました。
部品を供給している他国の工場がコロナ禍でロックダウンしているのが主な原因だそうですが、これがいつまで続くのかは現状まったく予測不能なんだそうです。
深刻な給湯器不足がニュースで報じられていたのは知っていましたが、まさか自分の身に降りかかろうとは…
レンタル可能なものがどこかにあるかもしれない、と業者さんが必死に探してはくれていますが、一向に連絡は来ず期待薄。
冷水でもガマンできるものはガマンしていますが、個人的に(というか、おそらくは誰でも)“お湯” でなきゃ絶対ムリなのは入浴。
銭湯でもありゃまだしも我が家の近所には一件もなし。
困った…
せめて髪と体だけでもきっちり洗えれば日常生活は何とかなるんだが…
てなことで、アレコレ考えて自分なりに編み出したベストな方法がコレ。(下写真参照)
ガスコンロとガス火さえ使えりゃ誰でも可能で “最低限の入浴行為” だけはこれでクリアできます。
同じような状況下で途方に暮れている方はぜひとも参考にして下さいませ !
あったかシャワーを浴びる方法
あったかシャワーの “製造” に必要なものは上写真の 3 点セット。
ご自宅のもので代用できるものがあればいいですが、そうでなければホームセンターやネットショップ等で別途購入せざるを得ないでしょう。
ちなみにワタクシの購入したもの(【写真 1】~【写真 3】)は以下の通りです。
ご参考まで。
【写真 1】の「ランドリーバスケット」は容量 20ℓのものでニトリにて購入(約 600 円)
【写真 2】の「両手鍋」は容量 7.5ℓのものでニトリにて購入(約 1500 円)
【写真 3】の「簡易シャワー」は Amazon にて購入(約 4500 円)
で、これらを用いて…
❶ ランドリーバスケットに水をためる
❷ 大鍋で湯を沸かす
❸ 沸いた湯をランドリーバスケットに流し入れる
❹ 温度確認して熱ければ水で調整する
➎ 簡易シャワー ON !
てな感じです。
好みの温度は各個人によって微妙に異なりましょうが、上の例でいえば、❶ に入れる水は半分程度(【写真 1】参照 )❷ に入れる水は 9 割程度(【写真 2】参照 )でそこそこいい “湯加減” になるかと思われます。(水 10 に対して熱湯 7 くらい ??)
注意点 その他
さらに大きなバスケットや鍋を用意すればもっと大量のお湯を作り出せるとは思いますが、あまり巨大すぎるのはオススメできません。
ワタクシの購入した 7.5ℓ鍋でも沸騰するまでに 20 分前後はかかりますし、あまりにデカすぎるとヤケドなど移し替え時の危険度も増すかと思われます。
そして、特に注意すべきは “先に水をためておき、後から熱湯を入れる” ってことです。
一般的なランドリーバスケットはそこまでの耐熱仕様にはなっていないため、先に熱湯を流し入れるのは厳禁です。(自身のものは耐熱温度 60℃)
なお、鍋にはたいてい “蓋” もついているかと思われますが、沸騰スピードに格段の差が出るため、できれば湯が沸くまで蓋もきっちりかぶせておきましょう。
ちなみに…
検討しながらも購入しなかったものですが、「投げ込みヒーター」(ポータブル湯沸かし器)なるものも存在します。
電気式で、スティック状のものを溜めた水に放り込んでおくだけで湯が沸くといったものです。
自身が使ってないため何とも言えませんが、数時間放り込んでおけばバスタブにも浸かれるなど、ヒトによってはこちらの方がいいかもしれません。(20ℓ~30ℓ程度であればすぐに沸くようです)
2000 円程度からいろいろあるようですので、参考までに以下貼り付けておきます。
ただ、「電気代がエグイ !!」など、う~ん…と思わせるレビューもチラホラ見受けられましたので、ご検討の際は慎重に。
「簡易シャワー」(ポータブルシャワー)について
ネットなどでは様々なタイプの「簡易シャワー」(ポータブルシャワー)が売られており、お好みのものをチョイスされたらよいかと思われますが、
〖パワーが大きい = 水圧が強い = お湯の減りが早い〗
〖パワーが小さい = 水圧が弱い = お湯の減りが遅い〗
てのはみな共通でしょう。
ワタクシ個人が購入したものは本体で “強” と “弱” の切り替えが可能となっており、さらにはシャワーヘッドの手元で水量調節も可能なので効率よく湯が使えてオススメです。
気になる持続時間を計ってみたところ、湯量最大 & 出しっぱで、“強” が約 3 分、“弱” が約 5 分、といったところでした。
水圧加減は、“強” なら必要十分、“弱” ならちょい不満、てな感じでしょうか。
3 分だの 5 分だのといえばやたら短く感じますが、
〖全身を濡らす ⇨ 髪を洗う ⇨ シャンプーを流す ⇨ 体を洗う ⇨ 石鹸を流す〗
といった基本的な作業だけなら 3 分ありゃ十分可能です。
当然その都度シャワーを止めて、の話ですが…
ちなみに、【写真 3】にもチラリと写ってますが、取扱説明書はすべて英語ですので悪しからず。(説明書などなくても十分にわかります)
参考ショップ
「ランドリーバスケット」も「両手鍋」も「簡易シャワー」も、さまざまなタイプのものがあらゆるショップにて販売されていますが、参考までにいくつか貼り付けておきます。
急を要する方や面倒臭がりな方はぜひご活用下さい。
【Amazon】
【ニトリ】
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