【はじめに】
その美しい姿は、日本人だけでなく多くの外国人をも魅了してやまない霊峰富士。
流れゆく車窓の景色に興味はなくても、富士山だけは、
「見えた !」
「見えない !」
など一喜一憂する方も多いのではないでしょうか。

そうした、日本の象徴ともいうべき富士山ですが、2020 年 3 月、コロナ禍の中でほとんど注目されない中、政府の中央防災会議は富士山噴火に関する驚愕のシミュレーションを発表しました。
「えっ ?? 富士山て噴火するの ??」
ニュースなどを見てそう思った方も中にはいらっしゃるでしょう。
富士山というと学校の授業で “休火山” だと教わった方が多いかもしれませんが、今では大きく基準が見直され活火山に変更されております。
そして、その富士山が、どうやら過去の噴火周期からも、また足元の地震データからも、いつ噴火してもおかしくないかなりヤバイ状態に現在あるんだそうな。
同じく秒読み中の「南海トラフ地震」と連動する可能性も大いにありうるとか。
てなわけで今回は、「富士山噴火」の想定される被害や、火山灰の怖ろしい影響等を動画なども交えご紹介。
- 富士山は休火山から “要注意” の「活火山」へと変更!
- 前兆すでに到来済み!「南海トラフ地震」と連動する可能性も⁉
- 富士山噴火はどこから ?
- 富士山噴火はいつ来る? 噴火の規模は?
- 富士山噴火の火山灰による影響
- 富士山の監視体制や噴火予知の現状
- 最後に
- 【追記/2025,8,15】 富士山噴火(大爆発)についての気になるアレコレをちょっと AI(GPT-4.1)に聞いてみた★
- 富士山噴火(爆発)の可能性や確率は?
- 富士山噴火(爆発)の予兆や前兆ってある?今現在予兆や前兆は?
- 富士山噴火(爆発)はいつ起こりそう?(予想・予言)
- 富士山噴火(爆発)はどこから起こりそう?(火口場所)
- 富士山噴火(爆発)したら日本はどうなる?
- 富士山噴火(爆発)したら東京や首都圏はどうなる?
- 富士山噴火(爆発)による火山灰での被害想定は?(交通機関・経済活動・日常生活などへの影響や範囲)
- 富士山噴火(爆発)による溶岩での被害想定は?(交通機関・経済活動・日常生活などへの影響や範囲)
- 富士山の過去の噴火史&噴火周期は?
- 富士山噴火(爆発)と地震との関連性は?
- 富士山噴火(爆発)と南海トラフ地震との連動はあり得る?
- 富士山噴火(爆発)の予兆や前兆って「富士山測候所」ではつかめないの?
- 富士山噴火(爆発)の対策や備えや役立つオススメのグッズは?
- 災害への備えに
- 【オススメ記事】
富士山は休火山から “要注意” の「活火山」へと変更!

日本の火山は長きにわたって、
「文献に噴火記録のない火山」を “死火山”
「文献に噴火記録はあるが長期間噴火活動のない火山」を “休火山”
と単純な定義で分類され、富士山も以前は休火山だとされていました。
ところが 2001 ~ 2002 年、噴火の前兆現象のひとつとされるマグマや火山ガスの活動に伴う「低周波地震」が富士山周辺で頻発し、それが半年もの間継続したことから、富士山は今なお活動中の活火山だということが判明したそうです。
その直後の 2003 年、火山予知連絡会は定義を大きく見直し、
「概ね、過去 1 万年以内に噴火した火山、及び、現在活発な噴気活動のある火山を活火山とする」
と変更いたしました。
その結果、2020 年現在、我が国における活火山の数は 111(下画像左)にのぼり、そのうち火山予知連絡会が選定した「監視、観測体制の充実が必要」とされる要注意火山は 50(下画像右)とされ、富士山も今ではこれに属しております。
わが国における活火山の数は、全世界に有する活火山の実に 8% にも及び、日本という国がいかに火山大国かが、この数値からもお分かりいただけるのではないでしょうか。


前兆すでに到来済み!「南海トラフ地震」と連動する可能性も⁉

津波などで多くの被害を出した東日本大震災はまだ記憶に新しいですが、同時に富士山を始め日本各地の火山にも大きな影響を与えたとされています。
火山の噴火は、マグマに含まれる僅かの水分が何らかの要因で水蒸気に変化し、マグマの体積が膨張することによって引き起こされるそうです。
開栓前の炭酸飲料に大きな衝撃を与えたのと同じ状態らしく、このことを「発泡」といいます。
地震によって火山の発泡が促されることは、研究やデータなどからすでに明らかとなっています。

東日本大震災で大きな刺激を受けたであろう富士山ですが、その 4 日後、自身の直下でも M6 強の地震を発生させました。
これはマグマだまりの少し上の岩石が割れて生じたものらしく、これによってマグマの圧力が更に変化し、発泡も一層促進したであろうとされています。
もはや引き金に指がかかった状態らしく、火山学者達がこぞって警鐘を鳴らすのも頷けましょう。
他方、もうひとつの懸念材料である「南海トラフ大地震」は今後 30 年以内に 70 ~ 80% の確率で襲来すると予測されており、この地震が富士山大噴火を引き起こす可能性も大いにあるようです。
事実、1707 年 の「宝永大噴火」は大地震のわずか 49 日後に発生しており、これはあまりにも恐ろしいデータではないでしょうか。
写真:「富士山宝永噴火絵図」静岡県立中央図書館歴史文化情報センター提供

富士山噴火はどこから ?

富士山の整った形状から、当然頂上部からドーンと噴火しそうなものですが、どうやらそうとも限らないようです。
1707 年の宝永大噴火では 5 合目付近から、864 年の貞観(じょうがん)大噴火では 2 合目付近から、その他にも様々な場所からドーンといったようで、現状では直前まで噴火ポイントの予測は困難であろうといわれています。
写真中央の山頂火口よりも遥かに大きい宝永大噴火の火口が、写真上部にはっきりと見てとれます。

富士山噴火はいつ来る? 噴火の規模は?

火山の噴火もプレート地震同様に、眠っていた期間が長ければ長いほど、その破壊力、爆発力は大きくなるのが通常のようです。
富士山についていえば、前回の地震から既に 300 年以上が経過しており、富士山噴火史の中でここまで長期にわたって平穏を保っていた例はないらしく、次の噴火はかなり大規模になるであろうことが予想されています。
いまだかつて、富士山クラスの火山噴火が近代都市に直接被害をもたらした例はなく、
「未曾有の都市災害に見舞われるのでは」
ともいわれており、風向き次第では日本一国を滅ぼしかねない危険性すら指摘されています。

富士山噴火の火山灰による影響

大きな被害をもたらすのは、やはりその膨大な量の火山灰に他ならず、シミュレーションによれば、仮に南風の場合、その降灰は東海、北陸、東北などかなりの範囲に及ぶとされています。
降灰エリアや降灰量は、風向や風速によって大きく変わるとされていますが、それらがどうあれ、富士山近隣や首都圏一帯の社会的機能に多大な影響が出るのは間違いないでしょう。
富士山噴火後の 2 週間で堆積する火山灰の量は、桜島噴火の約 200 年分にも相当するとの試算もあり、影響の大きさが他の火山噴火とはまったく比にならないのがこうしたことからもよく分かります。
火山灰による機械類への影響
火山灰は、一般的にモノを燃やした時にできる灰とは成分も性質もまったく異なっており、マグマが発泡した際に特殊なかたちで精製される、いわばガラスの粒のようなものです。(写真参照:Wikipedia より)


降灰量によっては、ファン、フィルター、ポンプ類などを利用した機器は故障するか、あるいは停止せざるを得なくなるでしょう。
エンジンが吸い込むと飛行機墜落の原因ともなり、また、火力発電所の吸気フィルターや送電線に付着することによって停電も起こりうるとされています。
火山灰による交通機関への影響
空港は当然に閉鎖され、鉄道も レールへのわずか 0.5㎜ の降灰でシステム障害を起こして運行不能 になるそうです。
車やバイクは、1㎜ の降灰で出せれるスピードはせいぜい 30㎞ だそうで、10㎝ 積もればもはや通行不能といわれています。
こうなると、被災地域への出入りは徒歩のみしか手段がありません。
しかし、火山灰は「ガラスのような粒子」ですから、当然呼吸器官などへの悪影響は必至です。
火山灰が降り続くといわれている約 2 週間は、むやみに出歩かないのが賢明でしょう。

積もった火山灰に雨が降ると…
火山灰に水分が加わると、その重みによって家屋の倒壊が顕著となり、ショートなどで停電の可能性も格段に跳ね上がるといわれています。
車やバイクは 3㎝ の降灰でも通行不能になるそうで、火山灰と雨がセットになることによって、より一層深刻さが増すとされています。
富士山の監視体制や噴火予知の現状

富士山に限らず、わが国の火山への監視観測体制は、予算だのなんだのと政治のカラミもあったりで、残念ながら満足なものとはいえないようです。
これだけ危険だと騒がれている富士山にしても、諸般の事情から 5 合目より上に観測所は設置されておりません。
山頂に残された気象庁の旧測候所(写真参照:Wikipedia より)が、整備さえすればまだ利用できるにもかかわらず、予算云々で国からは放置されているとか。
NPO「富士山測候所を活用する会」が独自に借り受けて運用してきましたが、コロナによる入山規制などもあって資金が枯渇しており、現在(2020 年 7 月)存続が危ぶまれております。
寄付・ご入会は こちら

最後に

観測装置の完璧な設置は当然のこととして、
「一つ一つの火山に精通した観測者が、24 時間 365 日、常にアンテナを張り続けることが何よりも重要」
と専門家は言います。
最新の観測装置をくまなく張り巡らせてもそう簡単にはいかないのが火山の噴火予知。
おかしな音、おかしな震動、おかしなニオイ…
「いつもと違う… 何かおかしい…」
手足を使った調査とともに、最後に頼れるのはやはり熟達した専門家のアタマと五感のようです。
そして「何かおかしい」政治や国を変えていくのは我々国民の責務でもありましょう。
避けることのできない自然災害ですが、被害を最小限に抑えることは不可能ではありません。
そのためには一人一人がこれまで以上に防災意識を高め、方向を同じくして必要な声を上げ続けていくことが肝要ではないでしょうか。
【参考動画】
〖活火山富士 噴火は迫っているのか ?〗
〖【首都崩壊の危機】 富士山大噴火のシミュレーション 〗
【追記/2025,8,15】 富士山噴火(大爆発)についての気になるアレコレをちょっと AI(GPT-4.1)に聞いてみた★

特に、首都圏や日本全体への影響、過去の噴火事例、南海トラフ地震との関連性など、最新の情報や専門家の見解をもとに、わかりやすく解説します。
防災意識を高めたい方や、具体的な備えを知りたい方にも役立つ内容です。
富士山噴火(爆発)の可能性や確率は?
過去の噴火周期や地質調査から、噴火は「いつ起きてもおかしくない」とされており、気象庁も常に警戒・監視しています。
特に、前回の宝永噴火(1707年)から300年以上が経過しているため、再噴火のリスクは高まっていると考えられています。
ただし、具体的な発生時期や確率を正確に予測することは難しく、長期的な視点で備えることが重要です。
- 富士山は活火山である
- 前回の噴火から300年以上経過
- 噴火の時期や確率は予測困難
項目 | 内容 |
---|---|
噴火の可能性 | 高い(活火山のため) |
噴火周期 | 約200~300年ごと |
現在の警戒レベル | 1(平常) |
富士山噴火(爆発)の予兆や前兆ってある?今現在予兆や前兆は?
これらの現象が複数同時に観測される場合、噴火の可能性が高まると考えられています。
現在(2024年6月時点)では、顕著な予兆や前兆は観測されていませんが、専門機関が24時間体制で監視を続けています。
万が一、異常が観測された場合は、気象庁や自治体から速やかに情報が発信されるため、日頃から最新情報をチェックすることが大切です。
- 火山性地震の増加
- 地殻変動
- 火山ガスの増加
- 温泉の変化
予兆・前兆 | 現在の状況(2024年6月) |
---|---|
火山性地震 | 平常 |
地殻変動 | 顕著な変化なし |
火山ガス | 通常レベル |
富士山噴火(爆発)はいつ起こりそう?(予想・予言)
過去の噴火周期や地質学的データから、300年~400年ごとに大規模な噴火が起きているとされていますが、必ずしも周期的に発生するわけではありません。
一部の専門家は「今世紀中に噴火する可能性が高い」と警鐘を鳴らしていますが、具体的な年や時期を断定することはできません。
また、予言や都市伝説的な情報も多く出回っていますが、信頼できるのは科学的根拠に基づく情報のみです。
- 噴火時期の正確な予測は不可能
- 過去の周期は約300年ごと
- 今世紀中の噴火リスクが指摘されている
予想・予言 | 信頼性 |
---|---|
科学的予測 | 高い(ただし時期は不明) |
都市伝説・予言 | 低い(根拠なし) |
富士山噴火(爆発)はどこから起こりそう?(火口場所)
過去の宝永噴火では、山腹(宝永火口)から大規模な噴火が起きました。
現在も山頂や山腹の複数箇所に火口や噴気孔が存在し、どこから噴火するかは地殻変動やマグマの動き次第です。
最新のハザードマップでは、山頂火口だけでなく、山腹の複数地点からの噴火も想定されています。
噴火場所によって、溶岩流や火山灰の流れ方、被害範囲が大きく変わるため、常に最新の情報を確認することが重要です。
- 山頂火口からの噴火
- 山腹(側火山)からの噴火
- 宝永火口など過去の噴火口も要注意
火口の種類 | 特徴 |
---|---|
山頂火口 | 広範囲に火山灰が拡散 |
山腹火口 | 溶岩流や火砕流のリスク |
富士山噴火(爆発)したら日本はどうなる?
特に火山灰は広範囲に降り注ぎ、関東地方や東海地方を中心に、交通機関の麻痺や農作物への被害、健康被害が懸念されます。
また、溶岩流や火砕流が発生した場合、富士山周辺の市町村では避難が必要となり、インフラやライフラインの寸断も予想されます。
経済活動や物流にも大きな影響が出るため、国や自治体はハザードマップや避難計画を策定し、備えを強化しています。
- 広範囲で火山灰が降る
- 交通・物流の混乱
- 農作物や健康への被害
- 周辺住民の避難が必要
影響範囲 | 主な被害 |
---|---|
関東・東海地方 | 火山灰・交通麻痺 |
富士山周辺 | 溶岩流・避難 |
富士山噴火(爆発)したら東京や首都圏はどうなる?
シミュレーションによると、風向きによっては東京23区でも2~10センチの火山灰が積もる可能性があり、交通機関の運休や停電、上下水道の障害が発生する恐れがあります。
また、火山灰による健康被害(呼吸器障害や目の痛み)や、都市機能の麻痺も懸念されています。
首都圏の経済活動や日常生活に大きな影響が出るため、事前の備蓄や対策が重要です。
- 東京23区でも火山灰が積もる可能性
- 交通機関の運休・遅延
- 停電や上下水道の障害
- 健康被害や都市機能の麻痺
被害内容 | 影響範囲 |
---|---|
火山灰の降灰 | 東京・神奈川・千葉・埼玉 |
交通・インフラ障害 | 首都圏全域 |
富士山噴火(爆発)による火山灰での被害想定は?(交通機関・経済活動・日常生活などへの影響や範囲)
火山灰は風に乗って数百キロ先まで到達し、首都圏や関東地方全域、場合によっては東北地方や中部地方にも降り積もる可能性があります。
鉄道や道路、空港などの交通機関は灰による視界不良や機械の故障で運休・遅延が発生し、物流も大きく混乱します。
また、火山灰は電気設備や上下水道にも悪影響を及ぼし、停電や断水、排水管の詰まりなど日常生活に深刻な支障をきたします。
経済活動も大幅に停滞し、オフィスや工場の操業停止、農作物の被害、健康被害(呼吸器疾患やアレルギー症状)も懸念されます。
- 交通機関の運休・遅延
- 物流の混乱
- 停電・断水・排水障害
- 農作物や健康への被害
影響項目 | 具体的な被害 |
---|---|
交通機関 | 鉄道・道路・空港の運休や遅延 |
インフラ | 停電・断水・排水障害 |
経済活動 | 操業停止・物流混乱 |
健康 | 呼吸器疾患・アレルギー |

富士山噴火(爆発)による溶岩での被害想定は?(交通機関・経済活動・日常生活などへの影響や範囲)
溶岩流が発生した場合、道路や鉄道、住宅地、工場などが焼失・埋没し、避難が必要となります。
特に、山腹からの噴火では溶岩流が複数方向に流れる可能性があり、被害範囲が拡大します。
インフラの寸断やライフラインの停止、長期的な住民の避難生活も想定され、経済的損失も莫大です。
また、溶岩流による森林火災や河川のせき止めなど、二次災害にも注意が必要です。
- 道路・鉄道・住宅地の焼失・埋没
- 住民の避難・長期避難生活
- インフラ・ライフラインの寸断
- 森林火災や河川のせき止め
被害内容 | 影響範囲 |
---|---|
溶岩流による焼失 | 富士山周辺市町村 |
避難・生活への影響 | 長期避難・経済損失 |
富士山の過去の噴火史&噴火周期は?
最も有名なのは1707年の宝永噴火で、江戸(現在の東京)にも火山灰が降り積もりました。
それ以前にも864年の貞観噴火など、記録に残る大噴火が複数回発生しています。
噴火周期は約200~300年ごととされますが、必ずしも規則的ではありません。
過去の噴火史を学ぶことで、今後のリスクや備えの重要性が理解できます。
- 1707年 宝永噴火(江戸にも降灰)
- 864年 貞観噴火
- 過去に複数回の大噴火
噴火年 | 主な特徴 |
---|---|
1707年 | 宝永噴火・江戸に降灰 |
864年 | 貞観噴火・溶岩流発生 |
富士山噴火(爆発)と地震との関連性は?
過去の宝永噴火は、発生直前に南海トラフ巨大地震(宝永地震)が起きており、大地震が火山活動を誘発する可能性があると考えられています。
地震による地殻変動やマグマの上昇が噴火の引き金になることもあり、地震発生後は火山活動の監視が強化されます。
ただし、必ずしも地震と噴火が連動するわけではなく、科学的な因果関係はまだ完全には解明されていません。
- 大地震が噴火の引き金になる場合がある
- 宝永噴火は宝永地震の直後に発生
- 地震後は火山活動の監視が重要
関連性 | 事例 |
---|---|
地震→噴火 | 1707年 宝永地震→宝永噴火 |
因果関係 | 完全には解明されていない |
富士山噴火(爆発)と南海トラフ地震との連動はあり得る?
1707年の宝永地震(南海トラフ巨大地震)の49日後に宝永噴火が発生したことから、大地震が火山活動を誘発する可能性があると専門家は指摘しています。
ただし、すべての南海トラフ地震で富士山が噴火するわけではなく、連動のメカニズムは未解明です。
今後、南海トラフ地震が発生した場合は、富士山の火山活動にも十分な警戒が必要です。
- 1707年に連動した事例あり
- すべての地震で噴火するわけではない
- 今後も警戒が必要
地震と噴火の連動 | 事例 |
---|---|
あり | 1707年 宝永地震→宝永噴火 |
未解明 | 他の地震では連動せず |
富士山噴火(爆発)の予兆や前兆って「富士山測候所」ではつかめないの?
しかし、噴火の予兆や前兆を完全に把握することは難しく、過去の噴火でも直前まで明確な異常が観測されなかったケースがあります。
最新の観測技術で異常を早期に察知できる可能性は高まっていますが、100%の予知は不可能です。
そのため、日頃から防災意識を持ち、情報収集を怠らないことが重要です。
- 24時間体制で監視中
- 完全な予知は困難
- 最新技術で早期察知の精度向上
観測体制 | 限界 |
---|---|
地震計・傾斜計・ガス観測 | 100%の予知は不可能 |

富士山噴火(爆発)の対策や備えや役立つオススメのグッズは?
特に火山灰対策として、マスクやゴーグル、ブルーシート、簡易トイレ、飲料水、非常食などを1週間分以上備蓄しておくことが推奨されています。
また、停電や断水に備えて懐中電灯や携帯ラジオ、モバイルバッテリーも役立ちます。
自治体のハザードマップや避難経路も事前に確認し、家族で避難計画を立てておくことが大切です。
- マスク・ゴーグル(火山灰対策)
- 飲料水・非常食(1週間分以上)
- 懐中電灯・携帯ラジオ・モバイルバッテリー
- ハザードマップ・避難経路の確認
備えグッズ | 用途 |
---|---|
マスク・ゴーグル | 火山灰の吸入・目の保護 |
飲料水・非常食 | ライフライン停止時の備え |
懐中電灯・ラジオ | 停電・情報収集 |
災害への備えに
【防災バッグ 色々】
【電源関係 色々 / Amazon】



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