平均年齢 62 歳 データと書籍に見る「孤独死」の現状や実態とその背景
50 歳を回り、一昔前までは自分には無関係なものとしてあまり深く考えなかった「病死」や「自死」ですが、なんだか他人事とは思えなくなってきた今日この頃。
70 歳だの 80 歳だのといった高齢者の方がほとんどだと思っていた「孤独死」も、〚第7回 孤独死現状レポート〛(2022 年 11 月 / 日本少額短期保険協会 孤独死対策委員会)によるデータによれば、その平均年齢は 62 歳だとされ、また、「孤独死」された方の生前の生活環境や背景なども知るにつけ、今の自分も完璧にその予備軍だという事を如実に思い知らされました。
てなわけで、まずは上レポートの主だったデータをいくつか抜粋して貼り付けておきます。
「孤独死」の多くは単身世帯の中高年男性
独身、離婚、死別、退職、失業、無関心、IT 社会… etc
近隣住民との付き合いもなく、地域活動にも参加せず、集合住宅の一室でただ一人ひっそりと暮らしている人が激増し続けているらしい今の日本社会。
かく言う自分もまさにそれ。
「孤独死」される方の多くを占めるのは、失業中や定年退職を迎えた一人暮らしの中高年男性らしく、先のデータによれば死因のトップは「病死」で、次いで「自死」。
自宅にこもりっぱで、外界とのパイプが一切遮断された単身世帯の人たちが、例えば急性の脳梗塞や心筋梗塞、クモ膜下出血などで突如倒れてそのまま死亡した場合、あるいは「自死」を選択した場合、果たしてその遺体はどうなってしまうのか…
また、住んでいた物件や残された遺族にはどのような影響を与えることになるのか…
ウジ、ハエ、耐え難い悪臭… 長期間の放置遺体は骨だけを残してドロドロに
誰とも連絡を取りあわず、新聞も取らず、世間から完全隔離された単身世帯者は、急病などで倒れて身動きが取れなくなればほぼそのまま死を迎えることとなり、「自死」した場合も含め、彼らの遺体はかなりの確率で長期間誰にも発見されないことになります。
発見されるのは、多くの場合数週間や数か月が経過し、「異臭」だの「ハエの乱舞」などといった異変に近隣住民等が気付き、通報し、警察や行政や管理会社なりの介入があってから。
そうした長期間放置された遺体は、骨だけを残してどす黒いドロドロの液体と化してしまうらしく、古い建物などではその液体が階下に滴り落ちることによって遺体発見に至るケースもあるんだそうな。
人間の腐敗液が天井から降ってくるとか…
考えるとゾッとします。
なお、“腐敗していく遺体” についてをより詳しくお知りになりたい方は、葬儀社【小さなお葬式】様 HP 内の以下記事をオススメいたします。
ワタクシ事を申せば、今現在は決まった職場に決まった時間に顔を出しているため、仮に家で急死したとしても、本人に連絡つかず ⇨ 緊急連絡先に連絡 ⇨ 誰かが我が家を訪問、てな形でどんなに遅くとも3日以内には遺体を発見してもらえるはず。
が、諸般の事情から一刻も早く、遅くとも 60 歳を迎えるまでには退職すべきと考えており、そうなれば話は別。
こうしたブログからの収益や販売している小説などからの収入があるにはあるものの、そんなものはバクチ同様でまったくアテにならず、退職した後はいつ生活困窮者に陥ってもおかしくはない我が身。
何らかの形で、一人自室で “死” を迎えるのであれば、近隣住民等への迷惑や遺族への損害賠償などの懸念から、“なるべくなら在職中に” などとついつい考えてしまいます。
【参考動画】CBC ドキュメンタリー
「遺体の体液で腐食が…」孤独死の部屋を片付ける“特殊清掃”…超高齢社会の現実
オススメ書籍 /【孤独死大国 予備軍 1000 万人時代のリアル】
そんなこんなで、「孤独死」についての情報をアレやコレやとネット等で探っているうちに、たまたま目につき、レビューなどの高評価もあって衝動的に購入したのが《菅野 久美子》著の【なる本。 】(上画像)
『遺体はどうなる?』
『特殊清掃の現場は?』
『事故物件のその後は?』
『遺族のその後は?』
などなどのショッキングな現実が、事故物件に足を運んだり関係者と直接会ったりするなど、著者自身の “目” や “耳” を通してリアルにつづられており、特に「自死」や「孤独死」が他人事ではないとお考えの方には是非ともオススメしたい一冊です。
これを読んだからといって、急死を防ぐことや自殺願望を覆すなどはできないかもしれませんが、少なくとも自身の遺体を一早く発見してもらい、ご遺族や周囲の方々への悪影響を最小限に抑えるよう何らかの手立てを事前に講じておく、その参考にはなるはずです。
ご自身としても、いくら魂が抜けたあととはいえ、長年お世話になった肉体が、
悪臭を放ち、ハエに群がられ、大量のウジやゴキブリに貪られたあげく、どす黒いドロドロの液体と化してしまう
のは、やはりイヤなのではないでしょうか。
【孤独死大国 予備軍 1000 万人時代のリアル】の ご購入・試し読み に
Amazon 読者レビュー(一部抜粋)
・この本を読んで衝撃が走りました。明日は我が身です。恐ろしい現実がすぐ近くまで来てますね。
・こういう現実があるのだと、とてもリアルにわかりました。
・孤独死の現場と取り組みが理解できる。
・社会の裏側の縮図がこの本には凝縮されている。明日は我が身。
・一人暮らしの家族親族がいる人、大家さんは読んだ方がいいですね。
・孤独死の現状について知ることができ、本当に買ってよかったです!
・何名かの孤独死の現場の描写にはしんそこゾッとしました。高級マンションに住んでいた経済的には何不自由のない男性の孤独死が紹介されていて、のっけから衝撃的でした。
ご家族やご親戚を “孤独死” から守ろう!
【両社 参考動画】
〚MANOMAご利用シーン|離れた家族の見守り〛
〚スマートウォッチでバイタル見守り〛
【余談】あなたのその部屋大丈夫?
余談ながら、“オカルト好き” の方ならほぼその名はご存じであろう《大島 てる》氏。
彼の運営する事故物件公示サイト「大島てる」は、日本各地・世界各地の事故物件情報(住所や事件内容や死因等)が、リアルタイムに迫るほどの短時間で地図上に反映される、といった優れもので、今や多くの不動産業者にも、“事故物件でないことをお客さんに証明するため” に活用されていると言われるほど有名なもの。(上画像参照)
で、何となく自分ち周辺を見てみようとマップを拡大していったところ、なんと我がマンションかと思わせる微妙な位置に恐怖の🔥マークが‼
クリックしたところ、数件横の似たようなマンション(ある一室にての孤独死)だったのでホッと胸をなでおろしましたが、自分ち周辺だけでも🔥マークがあちらこちらにあるのにはかなり驚愕。
死因も、レポートに示されていた通り「病死」か「自死」による「孤独死」がそのほとんどで、このサイトからも改めて他人事ではないということを思い知らされました。
引っ越しを考えておられる方はもちろん、そうでない方も、自身お住まい(お住まい予定)の物件やその周辺物件の “事故情報” をお知りになりたくば、下ボタンをポチってすぐさまご確認アレ。
(『あぁ… 見なけりゃよかった…』となるかもしれませんが、責任は持ちませんので悪しからず)
※ スマホで見る場合、トップページ少し下の〚🔥 大島てる物件〛の上をタップすれば地図が出ます。
【参考動画】
〖事故物件サイト管理人・大島てるが語る… 歴代ワースト1の最凶最悪事故物件で起きた悲劇とは…【ゲスト:大島てる】【島田秀平のお怪談巡り】〗
真剣に『激安カモ⁇』 な「事故物件」を探すなら…
大幅リフォームで “他の部屋よりも超綺麗” だったり、また “相場よりも超お安い家賃” で提供されていることが多い「事故物件」…
“交渉次第ではさらにオトクに住める” 可能性もあり、怪奇現象など一切気にしない方や、霊に会ってみたい方など、住むことを前提に “あえて「事故物件」を探したい” なんて方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
大丈夫です。
「事故物件」の “その後” の取扱いに頭を悩ませるご遺族の方や貸主さんもワンサカいらっしゃることから、それを専門に取り扱う不動産屋さんもしっかり存在します。
その代表格とされる一つが〚成仏不動産〛。
“真剣に”「事故物件」をお探しの方は、ぜひ一度〚成仏不動産〛のサイトを覗かれてみてはいかがでしょうか?⇩
「事故物件」を抱えてお困りのご遺族の方や大家さん 等は是非ともこちらまで。⇩
【おまけ】“事故物件住みます芸人 松原タニシ” の事故物件動画
〖【全解説】13 軒の事故物件で起こった 16 のコト〗
〖大島てるが『事故物件 恐い間取り』原作者・松原タニシが住む事故物件に突撃!〗
【オススメ書籍】松原タニシ 著【事故物件 恐い間取り】※ Amazon → 試し読み可
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