超ヤバイ海外公衆トイレ事情!中国壁ない扉ない⁉紙ない汚い⁉有料も多い⁉

〖ひまつぶし系記事〗
丸見え御免! 扉ない⁉ 手で拭け⁉ 金払え⁉ 驚愕の 【海外公衆トイレ事情】
〖ひまつぶし系記事〗
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【はじめに】

2010年、東京都荒川区で議論のあげく条例の「公衆 “便所”といった表記を「公衆 “トイレ”に変更することが決められました。

便所 = イメージが悪い” といった理由からです。

“便所” のイメージを少しでも良くしようと何かしらの婉曲表現を用いるのは世界各地どこでもあるようですが、日本ほど気にする国はないのではないでしょうか。

日本で現在でも用いられる「厠(かわや)は古くは古事記にもその記述がみられ、以降「はばかり」「手水(ちょうず)」「雪隠(せっちん)」「御不浄」など、時代や地域によって様々な婉曲表現が生み出されてきました。

トイレに花を飾る習慣を持つのも日本人くらいなんだとか。

そんな日本人が海外へ行き、街中でトイレに駆け込んだ日にゃ場所によっては唖然茫然の仰天トイレに出会ってしまうかもしれません。

トイレに関しては “日本の常識” と “世界の常識” はかなりの温度差があるらしく、事前の予備知識がなければどうしていいか分からず右往左往してしまうかも。(すぐ下【参考動画】がよく分かる)

そんなこんなで今回は、世界における過去または現在の仰天トイレをいくつかご紹介いたしましょう。

尚、わが記事においてもイメージの悪い “便所” は使わず “トイレ” にて統一させていただく点、悪しからずご了承を。 

【参考動画】

〖日本で“はじめての体験”をした外国人の反応!急増する外国人観光客にトイレの魅力を聞いてみた!〗

約 14 分
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中世ヨーロッパのトイレ事情 えっ⁉ 窓から汚物をぶちまける!?

18世紀 フランスの「おまる」 Wikipedia より

中世ヨーロッパで生み出されたとされるハイヒールオーバーシューズですが、その由来が当時の “トイレ事情” と深く結びついているのを皆さんはご存知でしょうか ?

なんと街中のいたる所が糞尿まみれだったため、衣服の裾を汚さぬために開発されたってのがその由来なんだそうです。

「気を付けて !」の叫び声とともに「おまる」に出した排泄物を窓からぶちまけるのが当時の日常だったんだとか。

ありえん…

当然不衛生極まりなく、やがてコレラなどが大流行するなどした結果そうした習慣は見られなくなりました。

華やかな貴族の館、フランスのヴェルサイユ宮殿などにも当初トイレはなかったそうで、庭にある “花壇” がトイレの代わりとされました。

女性の用足しの隠語、「ちょっとお花を摘みに…」の由来はコレ。

当時の貴婦人たちが大きくふんわりと広がったスカートを着用したのは “排泄行為を他人の目から隠すため” というのは有名な話です。

写真:マリー・アントワネット(18 世紀 フランス王妃) Wikipedia より

アフリカのスラム等、現在一部地域にみられるという「フライングトイレット」(汚物を袋に入れて屋外に投げ飛ばす)などは、ある意味 “窓からぶちまける” 中世ヨーロッパ式と似たようなものではないでしょうか。
当然ながら衛生上大きな問題とされています。

旅客機も以前は空中に散布、列車も 2000 年頃までは線路へ垂れ流しってのが一般的でしたが、やはり衛生上の問題から両者とも姿を消しました。
あくまで日本での話ですが…

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現代の海外公衆トイレ事情

トイレ事情は地域地域の状況などによって実にさまざまで、「この国はこうだ」と画一的に言えるものではありません。

以下に記すものは、あくまで “一般的な地元民が日常利用する街中の公衆トイレ の一例としてお考え下さい。

外国人観光客をメインとしたホテルなどでは通常の「洋式トイレ」が一般的なようです。

❶ 汚い! クサイ!

イメージ(タイ)

海外を訪れた日本人が、街中で公衆トイレなどを利用した際に真っ先に思うのが「汚い !」&「クサイ !」だそうです。

これはヨーロッパなど先進国でも公共のトイレにおいてはあまり大差ないらしく、“汚い”汚い” か、そして “クサイ”クサイ” かのレベル差なんだとか。

外国トイレ初体験の日本人はショッキングな状況に絶句しつつ、同時に “日本のトイレがいかに清潔で機能的か” を改めて実感するそうです。

躊躇したあげく “ホテルまで我慢” を選択する日本人も多いそうな。(苦笑)

なお、下【参考動画】は、ベトナムにおける4か所のトイレ(❶ 道端の公衆トイレ / ❷ 大手人気カフェの店内トイレ / ❸ 5ツ星ホテル内の共用トイレ / ❹ 日本食レストランの店内トイレ)を比較したもので、ベトナムやその周辺各国を旅行する際には参考になるカモ。

【参考動画】

〖【ベトナム旅行】旅行者必須!ベトナムのトイレ事情を調査しました。〗

約 11 分
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❷ 壁ないドアない扉ない! 丸見え⁉

イメージ(中国)

日本人にとって “汚い”“クサイ” よりも遥かに恐ろしいのは、やはり “壁もドアもない丸見えトイレ ではないでしょうか。

中国では「ニーハオトイレ」などと呼ばれ有名ですが、今では中国以外の他の国の方が多く存在する様子。

2014 年にロシアで開催された「ソチ五輪」では、選手村のトイレは女性用にもすべて仕切りがなく、日本の選手たちはみな唖然茫然だったそうな。

日本人は多くの外国人から “排泄姿を見られるのは極度に嫌がるのに、他人と入浴するのは何とも思わぬ奇妙な国民” だと思われているそうです。

なお、昨今の中国は急ピッチで “トイレ改革” が進められているらしく、外国人観光客が頻繫に訪れるような場所であれば、伝統?の「ニーハオトイレ」に出くわす可能性はむしろ低いかもしれません。

ちなみに、下の【参考動画】では、“中国のトイレ事情” についてを中国出身らしき女子たちが自身の経験や記憶を元に面白おかしくリアルに語ってくれてます。

特に、中国旅行を検討されている女性には大いに参考になるかと思われ、必見!

【参考動画】

〖【中国トイレ】日本人でよかった!中国の爆笑トイレ体験談〗

約 7 分半

〖中国のトイレあるあるとその攻略法‼︎【旅行で役立つ豆知識】〗

約 11 分
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❸ 紙がない! 手で拭け⁉

イメージ(トルコ)

海外のトイレ“紙がない” のもよくある話。

これには盗難防止など管理者サイドの事情によるものもありましょうが、国によっては “紙で拭く習慣自体がない” ことにより当然に設置されてないケースも多くあります。

トルコなどでは、トイレ内に設置された水道なり溜められた水なりを用いて “左手で洗い拭く” のが通常方式(トルコ式)で、同様の形式は東南アジアや中東など多数の国に存在するようです。(上写真参照)

尚、イスラム教圏やヒンズー教圏の国では宗教上の理由から “左手(不浄の手)” しか使いません。

そして便器内の排泄物も同じ水を用いて洗浄させるパターンが多く、“落下位置” が悪ければ穴へ流し落とすのに何度も水をかけなければならず悪戦苦闘するハメになるんだとか。

排水管事情、その他からペーパー類を便器に流してはならない国も多く、そうした国ではたいていすぐ近くにそれ用のゴミ箱が用意されているとのこと。

とはいえ、手で洗い拭く習慣の国ではゴミ箱を不要として設置されてないケースも多いらしく、その場合事後のペーパー処理についてはご自身で何とかする他ありません。

なお、下【参考動画】では、インド通らしき日本人女性ユーチューバーが “日本人旅行者が関係しそうなインドトイレ” につき注意点や使い方などを詳しく語ってくれてます。

インド旅行をご検討されている方は必見!

【参考動画】

〖【保存版】紙がない!?旅行者が知っておくべきインドのトイレ事情&攻略法を徹底解説【豆知識】〗

約 14 分
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❹ 有料⁉

“使い放題に出し放題” といった公衆トイレのイメージですが、その利用に対価を必要とする国や地域も多いようです。

イギリスなどでよく見られるのは、入り口前に駅の改札のようなゲートが設けられておりそこで小銭を支払うってパターン。

先進国では概ね日本円にして 50 円 ~ 100 円程度が相場のようですが、維持管理費のかさむ一定の地域などではもう少し高いケースも。

日本でも一部の観光地など場所によっては有料トイレが存在します。

お金を取りながら “汚い” だの “クサイ” だのであれば何とも腑に落ちませんが…

【参考動画】

〖ドイツの有料トイレ〗

約 30 秒

〖東京にある有料トイレをレビュー【東京駅・池袋駅】〗

約 10 分半
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最後に

ある人物がお洒落かどうかは “靴” を見りゃ分かるとよく言われますが、日本では各家々における “トイレ” もその人となりを判断する大きな指標とされます。

本来の清潔好きと相まって、こうした国民性も日本のトイレを一層キレイなものとしているのでしょう。

がゆえに、予備知識もなく初めて外国に行った日本人は、その常識とかけ離れたトイレ事情にほとんどの方が大きなカルチャーショックを受けるそうな。

合わぬ食べ物や飲み物などでお腹を壊しがちな海外旅行。

「下痢止め薬」と「ポケットティッシュ」だけは多めに持参された方がいいかもしれませんね。

目的地によっては「紙オムツ」も ?(苦笑)

おまけ動画(江戸時代のトイレ事情)

〖江戸時代のトイレ事情!女性は『〇〇』されて当たり前だった ⁉〗

約 9 分半
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