自宅で作る ? 現地で食べる ? 徳島県祖谷(いや)伝統の郷土料理【でこまわし】を味わおう!



Wikipedia より
冒頭写真の串料理にゴクリと喉を鳴らされた方は、さっそく次の休日に向け旅支度を始めましょう!
目的地は徳島県の三好(みよし)市、平家落人伝説も残る秘境中の秘境、「祖谷渓(いやけい)」です。
「日本三大秘境」のひとつであり、絶景の露天風呂や絶叫の吊橋「かずら橋」でも有名ですのでご存知の方も多いはず。

写真の旨そうな食べ物は、「じゃがいも」と「豆腐」と「こんにゃく」を串に刺して味噌だれを塗って焼いた【でこまわし】と呼ばれるもので、この地を訪れたならば是非味わって頂きたい古くより伝わる郷土料理です。
温泉でひとっ風呂浴びた後はホクホクの【でこまわし】でちょいと一杯…
なんて旅も時にはよろしいのではないでしょうか ?
とはいえ、そうホイホイと旅になど行けない方も多いでしょうから、自宅でも簡単に作れるよう動画とテキスト両方のレシピも貼り付けておきます。
さっそく今夜にでも旦那様のサケのアテなどに作って差し上げてはいかがでしょうか?
【でこまわし】の名の由来は?

これは、一口サイズの「ごうしゅいも」「岩豆腐」「丸こんにゃく」を串に刺して味噌だれをつけ、囲炉裏に串を立ててまんべんなく焼いたもので、ぐるぐると回しながら焼くその様子が阿波人形浄瑠璃の「木偶(でく)人形」が頭を回す姿に似ていることからこの名が付いたと言われている。
「ごうしゅいも」とは祖谷地方で栽培されている “小ぶりのじゃがいも” のことで、また、「岩豆腐」とは岩のように硬いことからその名がついた “祖谷地方産の木綿豆腐” のことである。
上から「ごうしゅいも」「岩豆腐」「丸こんにゃく」の順で刺すのが一般的で、滑りにくい「こんにゃく」が、一番下で他の具材のストッパーのような役割を果たしている。
なお、上写真のように「そば団子」や「里芋」を使うバージョンもあり。
作ってみよう【でこまわし】

【でこまわし】のレシピ一例(農林水産省 web サイトより)
《動画版》
〖うちの郷土料理 ~次世代に伝えたい大切な味~ 徳島県「祖谷のでこまわし」〗
《テキスト版》

- さといもを洗って皮のまま蒸す。
(レンジならサイズにより 6 ~ 8 分)
竹串を刺して軟らかくなったら、皮をむき丸く整える。
(大きい場合は 3cm ほどのひと口大に切り、形を丸く整える) - ごうしゅいも(じゃがいも)の皮をむき、中火で 10 ~ 15 分程度、火が通るまで茹でる。
(大きい場合は 3cm ほどのひと口大に切り、形を丸く整える) - こんにゃくを三角形に切り、3 分程度茹でる。
- 木綿豆腐 1/2 丁を 8 つに四角形に切る。
- そば粉を水と混ぜてよくこね、ひと口大に丸めてから沸騰している湯で 2 分程度茹でる。
- 味噌だれは、しょうがをおろし、調味料と合わせてレンジ(弱火)で煮詰める。
(500w の場合 1 分程度を 3 回繰り返す) - 18cm 位の竹串に、こんにゃく・豆腐・ごうしゅいも・さといも・そばだんご、の順に刺し、ほんのり焦げ目がつく程度に素焼きをしてから味噌だれをまんべんなく塗る。
- 木綿豆腐の味噌だれに焦げ目がつくまで焼く。
(オーブントースターでアルミホイルを敷いて焼くとよい) - 木の芽を添えて完成。
提供元 : 「とくしまの郷土料理」(徳島県)
【でこまわし】と秘境の湯を求めいざ徳島へ!



自宅でも簡単に作れるとはいえ、やはり地元の “本チャン物” には到底かないません。
「かずら橋」付近に点在する何軒かの食堂では【でこまわし】を気軽に味わうことができ、また、近隣の温泉宿も泊まれば当然に夕食等で出されるはず。
なので、本家本元の【でこまわし】を味わいたくば、「かずら橋」や「祖谷温泉」を目指すのが最も手っ取り早いでしょう。
なお、下でご紹介している 3 軒のホテルは全て “日帰り入浴” も可能です。
たとえ宿泊はできなくとも、山懐に抱かれながら絶景の露天風呂に浸かり、湯上りのビールとホクホクの【でこまわし】をしばしのひと時堪能すれば、日々の疲れやストレスなど全て吹っ飛ぶにちがいありません。
命の洗濯をしに祖谷の秘境へといざ参らん!
祖谷の 見どころ・温泉宿 等のご紹介


【徳島県観光情報サイト 阿波ナビ】より
【三好市公式観光サイト 大歩危・祖谷ナビ】より
③ 〖和の宿 ホテル祖谷温泉〗(日帰り入浴可)
④ 〖祖谷渓温泉 ホテル 秘境の湯〗(日帰り入浴可)
➄ 〖湯元新祖谷温泉 ホテル かずら橋〗(日帰り入浴可)
宿泊のご予約に(祖谷温泉)


「かずら橋」をお得に渡ろう!
当日の 15 時まで予約可能な「かずら橋」のオンライン特別割引チケット(大人 550 円 → 500 円 / 小学生 350 円 → 320 円)もあり。
ご予約、および詳細は以下にて。
【参考動画】
〖日常の風景の中で:東西祖谷のかずら橋〗
JR 四国の主要駅 & 近隣バスの 路線図・時刻表・運賃表
JR 四国の主要駅




「かずら橋」方面へ向かうには、公共交通機関を利用する場合、JR で「阿波池田」か「大歩危(おおぼけ)」のどちらかの駅まで行って、そこからバスに乗るのが最も一般的。
すなわち、「阿波池田バスターミナル」or「阿波池田駅前」よりバス(四国交通)に乗車するパターンと、「大歩危駅前」よりバス(四国交通・三好市営バス)に乗車するパターンのどちらかで行かれる方がほとんどかと思われます。
(大歩危駅前→かずら橋 の車窓を見てみたい方は下に動画あり)
てなわけで、該当するバスの 路線図・時刻表・運賃表 のそれぞれを、ご参考までに貼り付けておきました。
よろしければご活用下さい。
【四国交通バス】の 路線図・時刻表・運賃表(PDF)
【三好市営バス】の 路線図・時刻表・運賃表(PDF)
なお、日本各地より徳島県三好市までの各種アクセスは、コチラ〖三好市公式観光サイト〗にて詳しく記されております。
また、三好市内主要観光地のマップ(PDF)は、以下で 閲覧・ダウンロード・印刷 が可能です。
【参考動画】日本の車窓から
〖四国交通バス 車窓 大歩危駅 → かずら橋〗
東京方面からの超おすすめコース!

東京方面からの超おすすめコースをご案内するならば、個人的にはコレ一択。
ハイグレードな仕様で名高い JR の寝台列車、【サンライズ瀬戸】号(上写真)の往復利用です。
このテを使えば、金曜日の夜に出発して日曜日の朝には帰ってこれるので仕事への影響はまずありません。
乗換案内〖ジョルダン〗での検索結果から、往路の一例をざっくり申せば…

① 22 時頃、東京駅にて寝台特急【サンライズ瀬戸】号に乗車
(検索での利用寝台は「ソロ」)
➁ 翌朝 7 時頃、四国の玄関口、坂出駅に到着
③ 7 時半頃、坂出駅にて特急【しまんと】号に乗車
④ 9 時前、大歩危駅に到着
➄ 9 時過ぎ、大歩危駅前にてバスに乗車し「かずら橋」へ
…てな感じでしょうか。
復路の【サンライズ瀬戸】号は、坂出発 21 時半頃なので、「かずら橋」付近で長く滞在するなり他の場所へ移動するなり、時間を気にせず丸一日存分に過ごすことができましょう。
東京着は翌朝 7 時頃なので、人によっては現地で 1 泊して『朝はそのまま職場へ GO!』なんてのも可能かもしれませんね。
個人的にはイヤですが…
なお、【サンライズ瀬戸】号の各種寝台や列車編成など詳しくは以下ボタン「JR おでかけネット」にて。
また、下の【参考動画】では、素敵な足の女性が備え付けのアメニティグッズを紹介したり、車両内を散策して 他の部屋・トイレ・シャワールーム なども撮影されていますので、大いに参考になるかと思われます。
では、よい旅を!

【参考動画】サンライズ瀬戸
〖日本唯一の寝台列車の最高級席 😴 サンライズ瀬戸 シングル DX / 東京ー高松〗
【パッケージツアー特集】 徳島へのお得な旅に

【JTB】
【日本旅行】
【HIS】
【その他】



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