【はじめに】
読書や空想妄想がお好きな方は、
「小説を書いてみたい !」
と一度は思ったことがあるのではないでしょうか ?
とはいえ、「小説」などといえば、つい「直木賞」や「芥川賞」といった文学色の濃いものばかりを思い浮かべ、
「才能もなけりゃ時間もない。自分にゃムリムリ」
と諦める方が大半かと思われます。
そこでオススメしたいのが、数あるジャンルの中で最も書きやすいとされる「官能小説」です。
これなら男性も女性も通常持ち合わせているであろう「本能」に従うがまま、ある程度の文章力さえあれば誰にでも執筆可能です。
官能小説家からステップアップした有名な作家さんも多数おられるそうで、小説家を夢見つつ、脳(性中枢 ??)を活性化させることによって「ボケ」防止にも役立つかもしれません。
スマホでコツコツ官能小説
「小説を書く」などといえば原稿やパソコンを前に何時間も
「う~ん…」
なんて姿を想像してしまうかもしれませんが、そんなことをする必要は全くありません。
おそらく最も簡単で楽チンな方法は、携帯やスマホなど普段持ち歩いている媒体の活用でしょう。
これなら好きな場所や楽な姿勢で「執筆」が可能です。
そして一区切りつけば、メール等で自身の PC 宛に送信すれば OK 。(詳細は後述)
のんびりコツコツ続けているうちに気付けば原稿用紙にして 100 枚や 200 枚にはなっているはずです。
あとは各出版社の応募規定に従いそれをどうすべきか、の問題だけです。
応募にオススメの出版社は ?
やはり、日本における官能小説の老舗 & 大手出版社といえば「フランス書院」ではないでしょうか。
古くからの根強いファンに支えられており、書店の一画に並ぶ真っ黒な背表紙からは独特の淫靡なオーラが放たれています。
数ある応募先の中でもフランス書院は年 2 回の募集(5 月末 & 11 月末の締切り)を一貫して続けており、賞金、ステイタス、テビュー後の将来性など、どれをとっても挑戦しがいのある出版社かと思われ、ぜひオススメいたします。
各回の応募総数は特に公開されてはいませんが、ある回についての関係者のコメントによれば 1000 を超す応募があったそうです。
コロナ禍の今においては更に多いのではないでしょうか。
締め切り後は一定期間経過ののち、1 次選考 → 2 次選考 → 最終選考 → 入賞決定、と順次ふるい分けがなされます。
発表をみる限り、1 次選考に通過できるのは毎回 150 前後 ??
…って感じですが、ここについては「それなり」のデキで十分にパスできるかと思われます。
事実、ワタクシの稚拙な作品でも全て 1 次は通過いたしました。
ちなみに 2 次選考では 1 次通過者の半分以上がふるいにかけられ、最終選考を通過できるのは 10 作品未満ではないでしょうか。
初心者は、『誤字脱字がないか』や『応募要領に従っているか』など、基本的・形式的なことにまずは気をつけましょう。
各賞に入賞すれば小説化は確約されますが、入賞しなくても出版社の目にとまった作品に関しては別途お声がかかります。
実際そっちルートからのデビューの方が多いようですので、思うよりかは広き門 ??
なのかもしれませんね。
ちなみに、現在フランス書院の応募に字数規定はありませんが、迷うヒトには “原稿用紙換算で 100 枚程度” を案内しているようです。
「原稿用紙 100 枚 !?」
とゲンナリくるかもしれませんが、通常のフォントサイズだと A4 用紙 1 枚で原稿用紙 4 枚分以上にはなるので、単純計算では A4 用紙 25 枚程度書きゃクリアってことです。
そう考えれば意外に書けそうな気もしてくるのでは ?
あ、どうせなら AV 全作見放題の VOD【U-NEXT】(⇩)でガッツリお勉強しながら、なんてのもいかがでしょうか ?(笑)
まずは読んでみよう「フランス書院」の作品
どのような作品があるのか、は、言い換えれば “どのような小説を書けば入選しやすいのか” と言うことでもあり、応募に向けて前向きの方は、調査も兼ねてフランス書院の作品を何冊か読んでみられることもおすすめします。(⇩)
ワタクシ流応募のしかた
規定にさえ従っていればお好きな方法で応募すればよろしいかと思いますが、あくまで参考レベルとしてワタクシ個人のフランス書院への応募のしかたをご紹介しておきます。
【執筆から投函までの流れ】
① 執筆はもっぱら携帯のメール作成画面にて
(書いては保存し、呼び出してはまた書く、の繰り返しです)
② 一区切りついたとこで自身の PC に携帯メールを送信
③ PC のメールを開いて受信した本文をすべてコピー
④ 「ワードパッド」(PC 標準装備)を開いてコピーした本文を貼り付ける
(以降、ワードパッドも毎回、呼び出し → 貼り付け → 保存、を繰り返すことになります)
⑤ 作品が一通り完成したらワードパッドの全文をプリントアウト
⑥ プリントアウトした作品を、読み返し → 推敲 → 修正、を納得いくまで繰り返す
⑦ 全ての修正をワードパッドで終えれば応募用の「正規版」を改めてプリントアウト
⑧ 概要を記したもの(〖フランス書院文庫官能大賞 原稿募集のお知らせ〗参照)を 1 枚目に添えて作品と一緒にとじ、封筒に入れてポストに投函
ちょっとわかりにくいですが、以下写真が投函前の現物イメージです。
1 枚目の “概要” は上から順に「タイトル」「氏名」「ペンネーム」「年齢」「職業」「住所」「TEL」「アドレス」を記しており、下半分は「あらすじ」です。(〇 内)
(※ 現在は PC からの直接応募も可能となってます)
各選考の通過者は、〖フランス書院文庫官能大賞 結果発表〗で順次発表されますので忘れずに確認するようにしましょう。
ワードパッドを利用される場合は、小説を打ち込んで印刷するだけなら初期設定のまま特にいじる必要はないかと思われます。
〖【word の簡易版】ワードパッドの使い方マニュアル〗
最後に
今回一例としてフランス書院への応募をご案内しましたが、官能小説を扱う出版社は他にも多数あります。
ある出版社で脚下されても他社では採用、なんてケースも多々あるようなので、あちらこちらに投稿を続けてりゃそのうち報われるかもしれません。
(個人的には二見書房の官能レーベル〖マドンナメイト〗への投稿が 2 次としてオススメ)
ただ権利上の問題が発生する可能性もあり、同時応募は避けた方が無難です。
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ワタクシもいくつか出版してますが、読まれたページ数だけでも収入が発生するシステムが導入されてますので、チョロチョロとお小遣い程度は頂けてます。
売価設定は自由ですし、アップロード等も簡単ですし、選考落ちなどでパソコン内に眠った自信作がおありの方は、この際自力で作家デビューを果たすってのも悪くないのではないでしょうか。
ややハードル高めですが、ある時期以降より、“紙の本” での出版 =「ペーパーバック」なるサービスも開始されました。
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