世界三大怪物フランケンシュタイン誕生の背景&女性小説原作者の実像とは

〖ひまつぶし系記事〗
原作者はハタチの女性⁉ 【Frankenstein】
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【はじめに】

上にたたずむ “超クール” な男…

数々の映画やアニメにご出演の世界的に有名なお方ですが、みなさん彼の名をご存知でしょうか ?

『知ってるってば !  “フランケンシュタイン” じゃん !』

てな声が即返ってきそうですが、原作を忠実に言うならばブブー。

死体からつくられたこのツギハギ男は時代の変遷とともに “フランケンシュタイン” と呼ばれるようになりましたが、原作では名前などなくただの “怪物” でした。(作品中では “怪物” とも呼ばれていません)

“フランケンシュタイン” とはストーリー中でその “怪物” をつくり出した科学者志望の青年大学生の名なのです。

また、モノによっては “怪物” の生みの親 “フランケンシュタイン”“博士” と称したりもしていますが、彼はあくまでも一介の学生であって博士などではありません。

原作が発表されて 200 年以上が経過した今、数多くの映画や舞台などでその “怪物” が演じられ、もはや誰もに知られる存在となりましたが、その本来の姿や作品が生まれた背景、また原作者の実像とははたしてどんなものだったのでしょうか。

今回は、「ドラキュラ」「狼男」に並ぶ世界三大怪物のひとつ、「フランケンシュタイン」にまつわるアレコレをご紹介。

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原作【フランケンシュタイン】の概要

1831年版(第 3 版)【フランケンシュタイン】 Wikipedia より

イギリスの若き女性小説家、《メアリー・シェリー》が 1818 年に匿名で出版したものが【フランケンシュタイン】の初版(原題:「フランケンシュタイン、すなわち現代のプロメシュース」ですが、1823 年の第 2 版ののち、1831 年に出版された第 3 版が現在多く出回っているものの原型とされています。

初版出版時の彼女はなんと二十歳。

上写真はその内表紙の挿絵ですが、手前に描かれているのが当初イメージされていた “怪物” の姿で、“デカイ”(身長 2.4m)こと以外どう見ても現在定着している “フランケンシュタイン” の風貌とはかけ離れています。

何はともあれ、話を進める前に “小説のあらすじ” をご存じない方も中にはいらっしゃると思いますので、まずは以下簡単に掲載しておきましょう。

映画などでしかご存じない方は、内容のちがいに『えっ !?』てな方も多いのではないでしょうか。

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原作【フランケンシュタイン】のあらすじ

“生命の創造” に取りつかれた大学生《ヴィクター・フランケンシュタイン》は、盗み出した死体を使い、化学と錬金術を駆使して「理想の人間」“怪物”をつくり出した。
しかし “怪物” の醜い容貌に絶望した《ヴィクター》はその後の研究を放棄して逃亡。
取り残された “怪物” は山の中をさまよいながら人間の言葉を理解し、教養を深めていく。
“怪物” は盲目の老人の元で人間性を学んだが、彼の家族に見付かってしまい、恐怖を感じた彼らによって追い出されてしまった。
追い出された “怪物” は川で溺れる少女を助けるが、少女を襲っていると間違われ銃で撃たれてしまう。
“怪物” は研究所に戻り、そこで《ヴィクター》の名前が書かれたジャケットを見付け、彼を探し出すため旅に出た。

“怪物”《ヴィクター》の弟《ウィリアム》を殺した後、《ヴィクター》に接触して「もう一体自分の “妻” をつくり出して欲しい。願いを叶えてくれれば姿を消し、二度と人間の前には現れない」と依頼 & 約束する。
《ヴィクター》は依頼を引き受けたものの、“怪物” を増やすことに恐れをなして途中で約束を破棄。
“怪物” はその報復として《ヴィクター》の婚約者《エリザベス》や友人《ヘンリー》を殺し、また、その訃報を聞いた《ヴィクター》の父もショックで死んでしまった。

《ヴィクター》は復讐のために “怪物” を追い求めて北極圏に向かうが、そこで海に転落して深刻な肺炎にかかってしまう。
探検隊の《ウォルトン》に救助された《ヴィクター》であったが全てを語ったのち、やがて息を引き取った。
その後船に乗り込んできた “怪物”《ヴィクター》の遺体を前に絶望し、自ら命を絶つことを《ウォルトン》に告げたのち北極点に向かい姿を消した。
それ以降 “怪物” を見た者は誰もいない。

Wikipedia より(一部加筆修正)

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原作者《メアリー・シェリー》の実像と略歴

メアリー・シェリー
【父】 ウィリアム・ゴドウィン(政治評論家・著作家)
【夫】 パーシー・シェリー(詩人)
【色情魔】 ジョージ・ゴードン・バイロン(詩人)

Wikipedia より

小説【フランケンシュタイン】の内容はすでにご存知の方も多いでしょうが、原作者《メアリー・シェリー》(上画像参照)の実像や身のまわりの背景などについてはあまり知られていないのではないでしょうか。

彼女自身による不倫 & 駆け落ちにとどまらず、周囲の人間関係もなかなかに複雑で、さもすればこの特異な生活環境が名作【フランケンシュタイン】を生み出す原動力となったのやもしれません。

フェロモン大放出って感じの上の肖像画は 42 歳~ 43 歳頃の《メアリー》とされていますが、とりあえず彼女が誕生してからこの世を去りゆくまでをザックリ記せば以下の通り。

《メアリー・シェリー》の略歴

メアリー・シェリー 相関図  赤枠内=【ディオダティ荘の怪奇談義】(後述)のメンバー

 フランス革命から 8 年後の 1797 年、英国ロンドンのゴドウィン家にて誕生。《メアリー・ゴドウィン》

 1813 年、ゴドウィン家に出入りしていた妻子ある詩人《パーシー・シェリー》と深い仲に。

 1814 年、父《ゴドウィン》が二人の不倫関係に激怒したことから国外へ駆け落ち。
(義理の妹《クレア・クレモント》も同行し、3 人で フランス → スイス へと渡り歩いたが、金に困って再びロンドンに戻り、揃って共同生活開始)

 1815年 、第一子が誕生するも即死亡。

 1816 年 1 月、第二子が誕生。

 同年 5 月、義理の妹《クレア》と不倫関係にあった色狂いの詩人《ジョージ・ゴードン・バイロン》氏を頼り再び 3 人揃ってスイスへ。
(この時滞在したレマン湖畔にある《バイロン》氏の別荘「ディオダティ荘」で退屈しのぎに行われた〖ディオダティ荘の怪奇談義〗なる余興(後述)から名作【フランケンシュタイン】が誕生した)

 同年 12 月、イギリスに帰国後、不倫相手《パーシー・シェリー》氏の妻が自殺したのをきっかけにすぐさま結婚し、メアリー・ゴドウィン改め《メアリー・シェリー》に。

 1817 年、第三子が誕生。

 1818 年、【フランケンシュタイン】の初版を出版したのち、第三子が赤痢で死亡。

 1819 年、第二子がマラリアで死亡し、その後第四子が誕生。

 1822 年、夫《パーシー・シェリー》氏の乗るヨットが嵐で沈没し、無残な水死体で発見される。(享年 39 歳)

 1823 年、【フランケンシュタイン】第 2 版を出版。

 1824 年、色情魔《ジョージ・ゴードン・バイロン》氏が戦場にて病死。(享年 36 歳)

バイロンの死 Wikipedia より

 1831 年、【フランケンシュタイン】第 3 版を出版。

 1851 年、《メアリー・シェリー》死去。(死因不明・享年 53 歳)

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〖ディオダティ荘の怪奇談義〗とは

スイス レマン湖
レマン湖畔に佇む【ディオダティ荘】 Wikipedia より

「ディオダティ荘」とは《バイロン》氏がスイスのレマン湖畔に借りた別荘で、《メアリー》《パーシー》《クレア》《バイロン》氏の主治医の若い男(同性愛疑惑アリ)を含めた計 5 名は 1816 年の 5 月からしばらくの間ここで共に過ごしました。(上写真参照)

しかしながら、せっかくの風光明媚な地でのバカンスも例年にない長雨に見舞われ、外出もままならず一同は退屈するばかり。

そうした中、《バイロン》氏がある余興を思いつき、みなに提案しました。

その内容は、

『一人ひとつずつ怖い話を書いて皆に披露しよう !』

といったものでした。

これがのちのち有名となる〖ディオダティ荘の怪奇談義〗と言われるものです。

夫となる《パーシー》氏はさっさと書くのを諦めたようですが、《メアリー》はその後一年以上をも執筆に費やし、やがて長編小説【フランケンシュタイン】を完成させるに至りました。

いやはや…

世界に名だたるホラー小説の生みの親が、まだうら若きハタチの女性だったとは予想だにしませんでした。

ちなみに《バイロン》なる男…

調べてみるに、その色狂いの凄まじさにはまさに脱帽。

1815 年に一応結婚はするものの、不倫、近親相姦、同性愛などなんでもコイコイ。

他に相続人がおらず、10 歳にして男爵の地位と土地や館を手に入れたボンボンがゆえに為せた業なんでしょう。

《メアリー》とのアヤシイ関係は資料などからは見出せませんが、一つ屋根の下(ディオダティ荘)に長期間同居していて何もなかったというのはとうてい考えられません。

ま、ワタクシの勝手な想像ではございますが…

動物好きだったことでも知られる《バイロン》氏ですが、動物だけは純粋なる “ペット” として可愛がったことを固く信じたいと思います。

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ドイツ「フランケンシュタイン城」との関係は ?

【フランケンシュタイン城】 Wikipedia より

ドイツに「フランケンシュタイン城」なるものがあるのを知り、何か関連があるのかと調べてみたところ、一応関連アリの “可能性” は高そうです。

そのキーワードとなるのは “死体泥棒” 。

この城は、元々は 13 世紀以前にドイツ貴族(家名:フォン・フランケンシュタイン)によって建てられたものだそうですが、なんだかんだの経緯を経たあげく、18 世紀前後にはまったく関係のない某錬金術師が住居として利用するに至りました。

当地域の伝承からすると、この錬金術師は勝手に “フォン・フランケンシュタイン” の名でサインしたりするなどあまり評判のよろしくなかった人物のようで、また特殊な思考から「解剖学」にも少なからず興味を持っていたらしく、死体泥棒の疑惑などもあったとされています。

《メアリー》はスイスの《バイロン》氏を訪ねるにあたってこの地を旅したことがあり、当地で当伝承を耳にしたことが小説【フランケンシュタイン】の発想につながったのであろう、と推測されています。

ただ、この件について《メアリー》本人の口からは何も語られておらず、また証拠となるものも一切発見されていないため断定はできません。

真相やいかに。

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最後に

【フランケンシュタイン】は掘り返された死体を繋ぎ合わせた “怪物” の物語で、これだけみればただ恐ろしいだけの “ホラー小説” としか思えませんが、研究者はこの小説を “母親のいない子供のメタファー(暗喩)” だと捉えているらしく、《メアリー》の母親が《メアリー》を生んだ直後に死去したことが作品の内容に大きく影響しているとしています。

小説の中に描かれた優しく淋しい “怪物” は、つまりは《メアリー》自身ってことなんでしょうかね。

小説を読まれたことがある方も、そのあたりを意識しながら再び読み返せばまた違った視点で楽しめるかもしれませんね。

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U-NEXT より

映像界に “フランケン” モノは数あれど、この映画こそが定番中の定番。
現在定着しているお馴染みの “怪物” はまさにこの作品によって生み出されました。
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参考動画

【Universal Classic Monsters】

【ユニバーサル CM】 1931 年版フランケンシュタイン 他 (1 分半)
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アナトミアン

旅好き、乗り物好き、自然好き、ぼぉ~っとする時間好き、映画好き、クラシック好き、読書好き、お酒好き、コーヒー好き、甘い物好き、宇宙好き、カメ好き…etc
な、兵庫県在住中年オヤジ。
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