【極楽鳥 or 風鳥】 爆笑必至! オスがメスに必死のパッチの面白すぎる求愛ダンス!

皆さんは【極楽鳥(ごくらくちょう)】なる鳥をご存知でしょうか ?
一般的に【極楽鳥】などと呼ばれていますがその正式名は【風鳥(ふうちょう)】で、その昔 “風をエサにしていた” とされていたことがその名の由来だとか。
基本ジャングルの奥深くに生息しており、いまだ謎多き鳥ですが、オスがその体のド派手な模様や飾りを駆使しながら面白い風変わりな求愛ダンスを繰り広げることで有名です。
ちなみに【極楽鳥(風鳥)】とは特定種の名称ではなく、40 種以上からなる各々の固有種を総称したもの。
【生態・生息地】 極楽鳥(風鳥)ってどこの国のどこにいる? 天敵は?









2022 年現在、【極楽鳥(風鳥)】が主に生息している地域はオーストラリア北東部、およびニューギニア島(パプア島またはイリアン島とも)だとされています。
ニューギニア島はオーストラリアのすぐ北に位置する大きな島で、インドネシアとパプアニューギニアの 2 国が島を分割領有しておりその面積はグリーンランドに次ぐ大きさ。(上地図参照)
人跡未踏のジャングルも多く、いまだ未発見の【極楽鳥(風鳥)】も多数いるのでは、とも言われています。
【極楽鳥(風鳥)】の生息環境には天敵がほぼ存在しないらしく、そうした環境が、ハデな模様や飾りを露出させてダンスだの交尾だのに没頭できる生活を可能にしたのであろうとされています。
食べられるリスクが極端に少ないないことから、生む卵も一度に 1 個だけだそうな。
あとの動画にご登場の「コウロコフウチョウ」はオーストラリア、「カタカケフウチョウ」と「オナガカンザシフウチョウ」はニューギニア島に生息しているもので、彼らのダンスは【極楽鳥(風鳥)】の中でも定番中の定番といえるのではないでしょうか。
面白いだけでなく頭脳も優秀! 練習や本番前の準備も余念なし! なんと雑巾がけして “おやつ” まで⁉

【極楽鳥(風鳥)】は見た目もダンスも各種それぞれにバラエティー豊かですが、オスがメスの心を射止めようと必死のパッチで踊りまくるのはみな同じ。
ダンスがヘタクソだと相手にされないので本番に向けての練習も念入りです。
なんと先輩オスのダンステクニックを間近で学べるよう、若い頃はメスにそっくりなんだとか。(オスだとバレれば即排除されるため)
“ダンスで求愛” などと聞くと “賢い鳥” だと思わせますが、「フウチョウ科」の鳥は「カラス上科」に属しており実際 “賢い鳥” だとされています。
中には本番前にオヤツを用意し、せっせとステージの整理整頓や雑巾がけをする者も。
そうこうしながらアレコレ頑張っても、熱演中にプイッと飛び立ってしまうメスも多く、彼らの無念たるや察するに余りあります。
女心が掴めないのはどうやら人間界と同じのようで、女性のご機嫌をとるのはどの世界でも大変ってことです。

てなわけで今回は、爆笑求愛ダンス鳥【極楽鳥(風鳥)】の、中でも最も有名であろう「コウロコフウチョウ」「カタカケフウチョウ」「オナガカンザシフウチョウ」の3者を動画にてご紹介。
彼らの熱きダンスは果たしてオンナたちのハートを射止めるや否や!
個人的にはオナガカンザシが最高…
「コウロコフウチョウ」の面白求愛ダンス(動画 約 4 分)
「カタカケフウチョウ」の面白求愛ダンス(動画 約 2 分)
「オナガカンザシフウチョウ」の爆笑求愛ダンス(動画 約 3 分半)
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