【ヒトラー女性化計画】ヒトラー最強爆笑ネタ!暗殺無用“ちょび髭”葬れ!

〖ひまつぶし系記事〗
暗殺するより “オンナ” にしろ! 仰天のヒトラー女性化計画
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【はじめに】

誰もが知る旧ナチスドイツの悪名高き独裁者《アドルフ・ヒトラー》

その悪逆非道さは周知の通りで、結果、彼が総統に君臨して以降国内外問わず判明しているだけでも実に 40 以上もの暗殺計画があったとされています。

そして、その全てが計画倒れや失敗に終わったのですから、ある意味《ヒトラー》は強運の持ち主だったとも言えましょう。

ヒトラー暗殺未遂後の事件現場(狼の巣) Wikipedia より

で、その中のある有名な暗殺未遂事件(上写真 =「7 月 20 日事件」を追う過程でたまたま知ったのが、【ヒトラー女性化計画】なるものです。

どう読んでも “ヒトラーを女に変える” といった意味以外に考えられません。

ぶっ飛びなネーミングのこの仰天計画は果たしてどのようなものだったのか、思わず笑ってしまったついでに、ちょいと横道にそれ詳しく調べてみました。

その背景全容、そして成否たるやいかに。

【追記:2023,11,18】
しばらくサボっておりましたが、本来の目的であった「7 月 20 日事件」の記事が出来上がりましたので以下に貼り付けておきます。
よろしければ併せてご覧ください。
ヒトラー暗殺計画失敗!7月20日事件ワルキューレ作戦を映画に見る★
ヒトラー暗殺計画や未遂の中で最も有名な7月20日事件。総統の爆殺とワルキューレ作戦の成功が鍵を握る陸軍将校主体のクーデター計画です。が結果は見事に失敗。首謀者は誰?なぜ失敗した?等々、事件の背景や全容を大ヒット映画ワルキューレを軸にわかりやすく解説。
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“マジメ” に取り組まれた【ヒトラー女性化計画】

おやつとおしゃべりが大好きで運動嫌い…
嫉妬深く執念深く激しく燃え上がらせる復讐心…
目立ちたがり屋で自己顕示欲もハンパなし…

思わず身近な誰かを思い浮かべたかもしれませんが、その彼女の話ではありません。

第二次大戦時の米諜報機関「OSS = 戦略情報局」が精神科医等に分析させた《ヒトラー》の人格や性癖のことです。

彼の愛人たちが、その “嫉妬深さ” を知りながらも嫉妬心を湧き起こさせるような行動(他の男とイチャつくなど)をとったのは、彼の “男性機能” に問題があったからでは、とも。

で、元々が男らしからぬ性格や肉体であるならば、チョチョイと女性ホルモンでも投与すりゃ簡単に “女性” に作り変えれるのではないか、と “マジメ” に考えられた爆笑計画が【ヒトラー女性化計画】なるものです。

とは言え、この計画は別の本命計画が実行不可能でご破算となったため、その代替策として後から考案されたものでした。

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【ヒトラー失明計画】から【ヒトラー女性化計画】への変更に至った背景経緯

第一次大戦中のヒトラー
第一次大戦後のヒトラー

Wikipedia より

第一次世界大戦では無名の一伝令兵にすぎない《ヒトラー》でしたが、ドイツの惨敗後は巧みな弁舌を武器に国内各地で民衆の心を掴むことに成功し、飛ぶ鳥を落とす勢いで出世街道を駆け上がっていきました。(上写真参照)

余談ながら、上写真でもわかるように第一次大戦中の《ヒトラー》は、まだトレードマークの “ちょびヒゲ” ではありません。
話によれば、前線で “毒ガス攻撃” を食らった際、慌てて口元にガスマスクをあてたもののヒゲが邪魔できっちり密閉できず、死の恐怖を味わったことがあるそうな。
以降それがトラウマとなってヒゲを伸ばさなくなったんだそうです。

《ヒトラー》は敗戦で衣食住多くのものを失った国民に『必ずパンと仕事を与える』と約束しつつ、同時にその大きく歪んだ思想をも着実に植え付けていき、やがてはほぼ全てのドイツ国民を洗脳させるに至りました。

アウシュビッツ収容所に到着したユダヤ人 Wikipedia より

その “大きく歪んだ思想” の代表的なものが、『世界を制すべきはドイツ人だ』『ユダヤ人は根絶しなければならない』といったものです。

世界征服のためあらゆる国に戦争を仕掛け、アウシュビッツ等国内各地の強制収容所などで数百万人にも及ぶユダヤ人が虐殺されたのは周知の通り。

【参考動画】

〖アウシュヴィッツで何があったのか? 解放から 75 年〗(BBC NEWS)

約 3 分

狂気に満ちた国家「ナチスドイツ」を転覆させるには、もはや戦争で勝利するより独裁者《ヒトラー》の指導力を奪うのが最も手っ取り早く、そこで米諜報機関 OSSまず初めに考え出したのが『ヒトラーの目を失明させてしまえ』なる極秘作戦でした。

“暗殺計画” については《ヒトラー》をさらに神格化させ、すでに洗脳されているナチス国民をより強固に団結させるだけかもしれない、といった懸念から採用されなかったとされています。

てことで、まずはヒトラー失明計画】とはどういうものだったのか、からご説明しましょう。

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【ヒトラー失明計画】の具体的内容

書類を見る、地図を見る、現場を見る…

戦争であれ政治であれ、“目” がきっちり見えていなければ状況の完全な把握が困難となり、結果その指揮をまともに執ることができなくなることは明白です。

てことから米 OSS では、相手や周囲に気付かれにくい “ゆるやかに失明させる薬品” を開発し、それを極秘裏に使用して《ヒトラー》の政治生命を奪ってしまおう、といった計画が持ち上がりました。

開発されたその薬品は、水と混ぜ合わせた時に発生する “気体” が失明を招くといったものだったそうで、ようするに《ヒトラー》のすぐ近くでタイミングよくその気体を発生させ、見事失明させることに成功すれば彼の指導力は大きく低下し、いやが上にもトップの座から退かざるを得なくなるであろう、と考えられたわけです。

で、その絶好の機会とされたのが 1942 年の 4 月に予定されていたある男との会談の場でした。

(左)ムッソリーニ /(右)ヒトラー Wikipediaより

会談相手は当時の “世界三大残虐指導者”(あくまで個人的見解ですが…)の一人、イタリアの《ムッソリーニ》です。(ちなみにもう一人は旧ソ連の《スターリン》

OSS は、密かに知り得たドイツ国内の会談場所=「ベルクホーフ」にその薬品を仕掛けるため着々と準備を進めました。

《ムッソリーニ》ともども失明させ、その後「ローマ教皇」に布告を出してもらってドイツ&イタリアのカトリック教徒に戦争への協力から手を引かせる、というのが筋書きだったようです。

が、なんと直前になって会談場所が変更に。

綿密にたてられた計画はすべてご破算となって、一から仕切り直しとなりました。

で、登場したのがヒトラー女性化計画】なる仰天作戦です。

確かに、彼が戦争そっちのけで “美の追求” だの “男の品定め” だのにしか興味を示さなくなれば “失明” どころの騒ぎではなかったでしょうが、果たしてそのてん末たるやいかに。

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【余談】「ベルクホーフ」ってどんなとこ?
「ベルクホーフ」の所在地オーバーザルツベルク)の現在
「ベルクホーフ」の遠景
ゲーリング(ナチス №2)とヒトラー
愛人(のち妻)エヴァ・ブラウンとヒトラー
「ベルクホーフ」の大広間

Wikipedia より

「ベルクホーフ」とは、ドイツ南東部のオーバーザルツベルクという地にあった《ヒトラー》所有の山荘のことで、第二次大戦中に、《ヒトラー》が「狼の巣」(深い森林の中に造られた戦闘指揮所)の次に多くの時間を過ごした場所である。
全国民に読むのを義務付けた、《ヒトラー》の悪名高き著書【我が闘争】の莫大な印税にて建設されたという。
大きなテラスとカラフルなリゾート風アンブレラが特徴的で、多くの ハウスキーパー・庭職人・料理人・その他の家事手伝い人 などによって小さなリゾートホテルのごとく維持管理されていた。
ある時期以降は《ヒトラー》の愛人(のち妻)《エヴァ・ブラウン》が陰の女主人となり、戦争とはかけ離れた自由奔放な日々をここで過ごしていたが、大戦末期にはイギリス空軍の空襲を受け施設は甚大な損害を受けた。
戦後は長らく廃墟となっていたが、ネオナチの聖地になることを恐れた州政府によって 1952 年に爆破解体され、現在「ベルクホーフ」の痕跡はわずかな石組みなど瓦礫のみとなっている。

参考:Wikipedia

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【ヒトラー女性化計画】の作戦内容と成否

初代ブラ男⁉

『彼にブラジャーをプレゼントしたい‼』

『じゃ私はマニキュアを‼』

…と、現地の工作員から任務完了報告を受けた米 OSS 局員たちは、みな成功を信じ大はしゃぎだったとか。

とりあえず、作戦は…

 熱でも水でも成分変化を起こさない高濃度の「女性ホルモン液」を開発。

《ヒトラー》の食事に使われる野菜&農園の特定。

 米 OSS の工作員が、ナチス反対派の農園労働者を買収し、「女性ホルモン液」を混入させる。

《ヒトラー》の性格がさらに女性化され、声も女性化され、“ちょびヒゲ” もなくなる。 

…てな流れが予定されていました。

が、みなさんご存知の通り、記録映像等で見る限りでは《ヒトラー》の “ちょびヒゲ” はなくなってはいませんし、ブラもおそらくはしていないはず。

つまり外見的には誰が見ても【ヒトラー女性化計画】は失敗ですし、また米 OSS の記録でも正式に “失敗” だったとされているそうです。

ただ、この “失敗説” はまっとうな異論もあってかなり玉虫色。

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【ヒトラー女性化計画】の “失敗説” に対する異論

前述したように、米 OSS【ヒトラー女性化計画】を公式に “失敗” だとしましたが、その理由として計画責任者が述べているのが…

〖「女性ホルモン液」と同時に「毒薬」も投与することになっていたが、《ヒトラー》が生き延びている以上、買収したはずの農園労働者が何もなさぬまま嘘の報告をしたとしか考えられない〗

…というもの。

が、作戦が実行されたとされる日以降《ヒトラー》の体調が急速に悪化したという事実から、

『投与された「女性ホルモン液」が何らかに関係しているのではないか』

とした異説が某日本人歴史作家より唱えられています。

さらには、

女性化が目的ならそもそも毒薬など同時に投与するはずはない。“失敗” としたのは将来の工作活動に備えての嘘ではないか』

とも。

確かに開発ホヤホヤの薬品などは、効き目など経過をじっくり観察するのが普通で、毒薬の同時投与とかまったく支離滅裂意味不明。

う~ん… てことは、

【女性化】はできなかったもののそれなりには “成功” した

…と考えるのがやはり妥当ってことなんでしょうかね。

特に戦争末期、激昂女性さながらに誰の意見にも耳を貸さなくなった《ヒトラー》は、その瞬間瞬間の感情だけに従ったワケのわからぬ命令ばかりを言い放って、国家国民を窮地に追いやったのは紛れもない事実。

はてさて、真相たるやいかに。






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【おまけ】 ヒトラー生存説 & 検証動画

ヒトラー専用の避難所(狼の巣) Wikipedia より
前述した【失明作戦】に限らず、数多くの暗殺計画等が失敗に終わったのは、運の良さだけでなく《ヒトラー》の異常とも言える “用心深さ” もあってのことです。
隠れたり逃げたりする目的で建造された頑丈な要塞や地下トンネルなどがドイツ各地に今でも数多く残されていますが、会談や会議の場所、訪問先やそこへのルートなど、直前になって予定を変更するなどは日常茶飯事のことでした。
《ヒトラー》の最期は、一応公式記録上は “敗戦間際にベルリンの地下壕で夫婦そろって自決” とされていますが、昨今の DNA 鑑定等から、長らく《ヒトラー》のものとされていた遺骨が女性のものであることが判明するなど、その信憑性が大きくグラついています。
そんなこんなから、夫婦の遺体は実は替え玉で、“地下トンネルや潜水艦などを駆使して密かに国外へ逃亡した” とする説が検証番組などによって現在主流になりつつあります。
以下は有名な検証番組の一例で、機会があれば全て必見!
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【オススメ参考動画】(HISTORY ch 公式)

〖ヒトラーを追跡せよ!~浮かび上がった亡命説~〗

〖捜査ファイル1〗
約 11 分
〖捜査ファイル2〗
約 10 分
〖捜査ファイル3〗
約 10 分半
〖捜査ファイル4〗
約 13 分

その他の〖ヒトラーを追跡せよ!〗は現状(2023 年 8 月時点)動画配信サービスの【U-NEXT】無料にてご視聴いただけます。

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【オススメ映画】

U-NEXT より
Hulu
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アナトミアン

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