【はじめに】

昨今、わが国ではあちらこちらで「熊」の出没が相次ぎ、連日ニュースなどで世間を騒がせていますが、それが「ツキノワグマ」なり「ヒグマ」なり正体がはっきりしている分だけまだマシです。
一昔前のフランスで起きた史上最悪とも言われる “獣害事件” では、約3年にも渡って女子供を中心に 100 人以上とも言われる村人が “獣らしきもの” に殺されたにもかかわらず、そして最後には射殺・解剖されたとまでされているにもかかわらず、なぜか現在に至るまでその正体は不明のまま事件の真相は明らかとなっていません。
フランス南部の山と森に囲まれた自然豊かな地、当時 “ジェヴォーダン” と呼ばれていた地方の静かな村で起きた事件であることから、その “獣らしきもの” は以後【ジェヴォーダンの獣】と呼ばれるようになり、証拠不足や資料不足もあって、諸説渦巻かせながら&あらゆる尾ひれをも伸ばしながら、現在に至るまで “史実” として語り継がれてきました。
が、被害の大きさ・残虐さ・謎の多さ、等々から、これを題材とした多くの本や小説が世に出され、映画やゲームも作られ、今や欧米諸国などでは誰もが知る有名な事件だとされていますが、案外日本ではご存じない方のほうが多いのではないでしょうか?
映画『ジェヴォーダンの獣』をご覧になられた方は多くいらっしゃるかもしれませんが、この作品は “事実” よりも “フィクション” 色の方が強く、あくまで “エンターテインメント” として作られたものなので、この内容すべてがまんまこの事件だと思ってはいけません。
てなわけで今回は、1764 年から 1767 年にかけ、フランス南部ジェヴォーダン地方の静かな山村を恐怖のどん底に陥れた前代未聞の 正体不明・真相未解明 の連続残酷 “獣害事件”、【ジェヴォーダンの獣】事件のアレコレを動画や画像も併せ詳しくご紹介。

“女” を好むって点では、大正時代に北海道で起きた日本史上最恐最悪の “獣害事件”、【三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)】を彷彿とさせるものがありますが、果たして頭蓋骨をも噛み砕いたというその恐るべき正体とは一体何だったのか…
事件の歴史的背景や被害の詳細、正体や真相に関する有力説、映画やプレステゲーム【ブラッドボーン】などのメディア展開、そして現代に至るまで語り継がれる理由まで、その謎多き事件を幅広く解説したいと思います。
“ジェヴォーダンの獣” 事件とは? 恐怖に揺れた 18 世紀フランスの背景

事件発生地ジェヴォーダン地方と時代背景

当時のフランスは社会不安や貧困、宗教対立が続く中で、農村部の人々は日々の生活に苦しんでいました。
このような時代背景の中、突如として現れた謎の獣が人々を襲い始め、地域社会に大きな恐怖と混乱をもたらしました。
ジェヴォーダン地方は山岳地帯で、野生動物も多く生息していたため、“獣害事件” が起きやすい環境でもありました。
画像に見る数多くの襲撃と犠牲者たち ― 人々を襲った恐怖

【画像ギャラリー】









被害者の多くは女性や子供で、農作業や放牧中に襲われるケースが目立ちました。
獣は非常に凶暴で、首や顔を狙って攻撃し、遺体の損傷も激しかったと記録されています。
この異常な被害状況は、単なるオオカミの仕業とは思えないと当時の人々に強い恐怖心を植え付け、やがて「怪物」や「悪魔」として語られるようになりました。
- 犠牲者の多くは女性や子供
- 首や顔を狙う異常な攻撃性
- 3年間で 60 ~ 100 人以上が被害
討伐作戦と応援部隊、ジャン・シャステルの存在

プロの猟師や軍人が動員され、組織的な捜索と討伐作戦が展開されましたが、獣はなかなか捕らえられませんでした。
最終的に、地元の猟師《ジャン・シャステル》が討伐に成功したと伝えられています。
彼の撃った獣が本当に “ジェヴォーダンの獣” だったのかは今も議論の的ですが、《シャステル》は伝説的な存在となりました。
| 討伐隊の主な構成 | 特徴 |
|---|---|
| 地元猟師 | 土地勘と経験を活かした捜索 |
| 王室派遣部隊 | 最新武器と組織力 |
| ジャン・シャステル | 伝説的な討伐者 |


余談ながら、のちの「フランス革命」で民衆たちにギロチン刑に処された《ルイ 16 世》は《ルイ 15 世》の孫にあたり、その妻が『パンがなければケーキ食べれば~?』の名言(迷言?)で有名な、かの《マリーアントワネット》です。
彼女もまた同じくギロチン刑であの世へと葬られました。
時系列にみる “ジェヴォーダンの獣” 事件

【1764 年:事件の始まり】

[6月]
1764 年6月1日、一人の女性が、樹木の間からオオカミに似た動物が現れ、自分に向かって真っ直ぐに走ってくるのを目撃しました。
この時は間一髪、農場の雄牛たちによって追い払われ “死” だけは免れました。
その彼女や、のち何人もに目撃されたという獣の恐るべき外観は以下のごとし。
1. ウシほどの大きさのオオカミに似た生き物で、広い胸部をしていた
2. 長く曲がりくねった尻尾はライオンのような毛皮の房で先端まで覆われていた
3. 小さく真っ直ぐな耳と巨大な犬歯がはみ出ていて、グレイハウンド犬のような巨大な頭部をしていた
4. 全身が赤い毛で覆われ、黒い縞模様が背中の長さ分あった
5. 人間の手の3倍ほどの大きさの巨大な爪を持っていた
6. 目は赤く光って悪魔のようだった
7. 約9メートルもの距離を跳躍して高速移動した その直後、初の犠牲者が出たのは6月 30 日で、14 歳の少女《ジャンヌ・ブル》が村の近くで行方不明となり、翌日内臓を食われた遺体となって発見されたというものでした。
これらの襲撃事件がきっかけとなり、地域一帯に恐怖が広がりました。
[夏~秋]
多くの目撃情報でも、獣は巨大な狼に似ており、非常に俊敏で凶暴だとされました。
地元住民は恐怖に怯え、森や野外での活動を控えるようになります。
【1765 年:国王ルイ 15 世の介入】

[1月]
王室はこの謎の獣を退治するために専門の猟師を派遣し、大規模な捜索が始まります。
[春~夏]
犠牲者はさらに増加し、ジェヴォーダン地方全体に恐怖と混乱が広がります。
被害が増え続ける状況に激怒した国王は、先の猟師を解任し、お抱えの銃器運搬人《アントワーヌ・ド・ボーテルヌ(フランソワ・アントワーヌ)》に問題の獣の始末を命じました。
[9月]
本命の獣は巧妙な動きで捕獲を逃れ続けます。
【1766 年:獣への反撃強化】

[春頃]
罠や毒エサを使った作戦が展開されますが、獣は依然として捕らえられません。
[夏]
特に女性や子供が多く狙われたことで、地域住民の不安はピークに達します。
【1767 年:事件終結と獣のその後】

[6月 17 日]
[6月 19 日]
この獣は巨大な狼のような外見をしており、その死体はすぐさま検証されました。
胃袋の中からは小さな少女の遺体が出てきたと言われています。
なお、この約1週間後には別の猟師によって巨大なメスの狼らしきものが仕留められたとのことで、過去に別々の場所でほとんど同じタイミングでの襲撃事件もあったことからこの2頭はペアだったのでは?との見方も。
この2頭の捕獲後はピタリと襲撃が止み、事件は終結を迎えました。
[獣の死後]
説1
その後《ルイ 15 世》が調査等のため《ビュフォン》伯爵(➔〖Wikipedia〗)をベスク城へ派遣したが、当時の防腐処理は完ぺきではなく、伯爵がベスク城に着いた時にはすでに獣から強烈な腐敗臭が放たれており、伯爵によるまともな調査もなされぬまま、そのすぐあとに焼却だか埋葬だかの処分がなされた。
説2
が、当時の防腐処理は完ぺきではなく、宮殿に着いた時にはすでに獣から強烈な腐敗臭が放たれており、我慢できなくなった《ルイ 15 世》の命によってすぐさまベルサイユ宮殿(あるいはその近くのマルリー城)の庭に埋葬された。

“ジェヴォーダンの獣” の射殺後の “足取り” や “埋葬場所” は諸説だの仮説だのでイマイチ曖昧なようです。
一応その辺りにつき、〖英語版 Wikipedia〗の「遺体の運命」欄にて記されていますので読んでみたい方は読んでみて下さい。
一応重要っぽい箇所だけ一部抜粋しておきます。⇩
【Wikipedia「遺体の運命」一部抜粋】

国王もパリにはいなかった。
代わりに《ビュフォン》伯爵を派遣して遺体の調査をさせたが、伯爵自身はこの出来事に関する記録を残していない。
この獣はヴェルサイユ宮殿やマルリー城に埋葬されたのではなく、おそらく《ラ・ロシュフーコー》公爵(➔〖Wikipedia〗)が所有していた私邸の庭(上画像 〇 部分)に埋葬されたと考えられる。
セーヌ通りにあった《ラ・ロシュフーコー》の邸宅は 1825 年に取り壊された。
“ジェヴォーダンの獣” の正体とは? 有力説を徹底考察

巨大オオカミ説 ― 事件を追った当時の記録と討伐報告

当時の記録や討伐報告によると、討ち取られた獣は通常のオオカミよりもはるかに大きく、異様な外見をしていたと伝えられています。
毛色や体格、牙の大きさなどが通常の個体とは異なり、地元住民や討伐隊も驚いたと記録されています。
しかし、現存する標本や詳細な証拠が残っていないため、巨大オオカミ説にも疑問が残ります。
それでも、当時のフランスには大型のオオカミが生息していたことは事実であり、最も現実的な説と考えられています。
- 討伐された獣は通常より大きい
- 毛色や牙の特徴が異常
- 証拠不十分で謎が残る
熊やライオン等、異説の生物は存在したのか

一部では、見世物小屋から逃げ出した猛獣や、外来種の動物が事件の元凶ではないかと考えられました。
特にライオン説は、当時のフランスで見世物として飼育されていた事例があったため、一定の説得力を持っています。
しかし、これらの動物が野生で長期間生き延びるのは難しく、証拠も乏しいため、決定的な説とはなっていません。
| 生物名 | 根拠・特徴 |
|---|---|
| 熊 | 大型で凶暴だが、襲撃パターンが異なる |
| ライオン | 見世物小屋からの脱走説 |
| ハイエナ | 外来種としての可能性 |
| フクロオオカミ | 絶滅種で証拠なし |
人間説・UMA 説と “なんJ” での話題

人間説では、獣を操る者や連続殺人犯が動物の皮をかぶって犯行に及んだという推理がなされてきました。
また、UMA 説では現代の「ビッグフット」(➔〖Wikipedia〗)や「チュパカブラ」(➔〖Wikipedia〗)のような未知の生物が関与していた可能性も語られています。
日本のネット掲示板 “なんJ” でも、事件の不可解さやオカルト的側面がたびたび話題となり、現代の都市伝説として語り継がれています。
- 人間による犯行説
- UMA(未確認動物)説
- ネット掲示板での盛り上がり
現代の復元・学術的考察と最先端研究

当時の記録や目撃証言、討伐された獣の骨格や毛皮の分析などが行われ、DNA 鑑定や生態学的な視点から再検証が進められています。
一部の研究者は、オオカミと大型犬の交雑種や、奇形のオオカミだった可能性を指摘しています。
また、現代の復元イラストや 3D モデルも作成され、事件の真相に迫る試みが続いています。
- DNA 鑑定による再検証
- 復元イラストや 3D モデルの作成
- 生態学的な視点での考察

海外サイトの以下記事(「獣の様々な正体」)では、説として語られている様々な “獣の正体” がズラリ列挙されています。
『野獣の起源を説明するためにさまざまな説が提唱されてきたが、その中にはかなり現実的なものもあれば、かなり非合理的なものもある。自分で判断してください』
とのことなので、読まれた方は自分で判断してください。

1952 年に発見され、現在「フランス国立公文書館」に保管されているという “ジェヴォーダンの獣” の検死報告書=〖マリンレポート / PDF〗も読んでみたい方はぜひどうぞ。
ほんの “おフランス語” でございますが…
サービスで一部だけ抜粋すれば以下のような感じ。⇩
【マリンレポート 一部抜粋 / Google 翻訳にて】
何人かのハンターと多くの鑑識家は、この動物がオオカミに似ているのは尾と後ろの部分だけだと指摘しました。
その頭部は、以下の体格からわかるように、怪物的です!
その首は、数本の黒い縞が交差した非常に濃い赤みがかった灰色の毛で覆われています。
胸には大きな白いハート型の模様があり、足には4本の指があり、普通のオオカミよりもはるかに長く伸びた大きな爪が生えています。
そして、その脚は、特に前脚が非常に太いノロジカのような色をしています。
この動物の比率は以下のとおりです。
尾の付け根から頭頂部までの長さは 3 フィート、頭頂部から両目の大きな角の間までの長さは 6 インチ、両目の大きな角から鼻先までの長さは 5 インチ、一方の耳からもう一方の耳までの幅は 7 インチ、口の開口部は 7 インチ…(まだまだ続く)
[マリンレポート 実物]

“ジェヴォーダンの獣” を描いた映画や題材とされたゲーム等の作品の魅力

映画『ジェヴォーダンの獣』のあらすじと監督のこだわり

監督《クリストフ・ガンズ》(上写真 /〖Wikipedia〗)は、史実とフィクションを巧みに融合させ、当時のフランス社会や人々の恐怖をリアルに描写しました。
映像美や衣装、時代考証にもこだわり、観客を 18 世紀のフランスへと引き込みます。
また、獣の正体を巡る謎やサスペンスが物語を盛り上げ、世界中で高い評価を受けました。
《クリストフ・ガンズ》は『美女と野獣』(➔〖Wikipedia〗)や『サイレントヒル』(➔〖Wikipedia〗)を手掛けた監督としても有名です
- 史実とフィクションの融合
- 映像美と時代考証のこだわり
- サスペンスとアクションの両立
ネタバレ解説: 物語の核心に迫る驚きの展開
【映画のワンシーン】




主人公たちは事件の背後にある巨大な陰謀に迫り、やがて獣の正体とその操り手の存在を突き止めます。
物語の終盤では、《ジャン・シャステル》の討伐劇や、意外な黒幕の正体が明かされるなど、観客を驚かせる展開が続きます。
史実をベースにしながらも、フィクションならではの大胆な解釈が魅力です。
(※ 下の方で DVD 等のご案内や予告ムービーもあり)
- 陰謀と秘密結社の存在
- ジャン・シャステルの討伐劇
- 意外な黒幕の正体
PS4ゲーム『ブラッド・ボーン』等 その他作品への影響や共通点

共通点としては、謎めいた怪物の存在や、恐怖と狂気に満ちた世界観、そして人間の闇を描く点が挙げられます。
特に『Bloodborne』では、獣化や異形の存在が物語の中心となっており、“ジェヴォーダンの獣” 事件の持つミステリアスな雰囲気と共鳴しています。
このように、事件は現代の創作にも多大な影響を与え続けています。
(※ 下の方で ゲームソフトのご案内やプレイムービーもあり)
| 作品名 | 共通点 |
|---|---|
| ジェヴォーダンの獣(映画) | 怪物の 謎・陰謀・討伐劇 |
| Bloodborne(ゲーム) | 獣化・狂気・ミステリアス な世界観 |

なお、販売累計 100 万部を突破し、テレビアニメ化もされたらしい大ヒット漫画『邪神ちゃんドロップキック』(➔〖Wikipedia〗)なる作品にも《ベート》という名の魔獣が「ジェヴォーダンの獣」として登場しているそうです。
個人的には見たことございませんが、気になる方は以下よりどうぞ。⇩

復元映像や現代メディアでの扱い

復元映像や CG による再現、専門家による解説など、さまざまな角度から事件の真相に迫る試みが行われています。
また、事件を題材にした小説や漫画、ゲームも登場し、幅広い世代にその存在が知られるようになりました。
メディアを通じて、事件の謎とロマンは今も多くの人々を惹きつけています。
- テレビや YouTube での特集
- CG や復元映像の活用
- 小説・漫画・ゲーム での展開
被害の拡大と人々の恐怖、祈り ― 事件の社会的影響

18 世紀フランス社会の反応と国王ルイ 15 世の派遣

被害が拡大する中、国王《ルイ 15 世》によって討伐隊が派遣されるなど、国家的重大事件となりました。
新聞やパンフレットなどで事件が広く報道され、フランス全土が恐怖と不安に包まれました。
この事件は、王権の威信や社会秩序の維持にも影響を与え、政治的な意味合いも持つようになりました。
- 国王による国家的対応
- 新聞・パンフレット での報道
- 社会秩序への影響
地元住民・子供や女性被害者 の実態

家族を失った住民たちは深い悲しみと恐怖に包まれ、村全体が不安に陥りました。
事件をきっかけに、外出を控える、集団で行動するなどの自衛策が取られるようになり、地域社会の生活様式にも大きな変化が生まれました。
また、被害者の遺族による祈りや慰霊も盛んに行われ、事件の記憶は今も地元に残っています。
- 女性・子供 の被害が多発
- 生活様式の変化
- 祈りや慰霊の風習
オカルト・怪物視 と祈りに込めた願い

住民たちは教会での祈りや特別な儀式を通じて、獣害からの解放を願いました。
この事件は、当時の人々の宗教観や迷信、そして未知への恐怖心を色濃く反映しています。
祈りや伝説は、事件の記憶を後世に伝える重要な役割を果たしました。
- 悪魔・怪物 視の広がり
- 教会での祈りや儀式
- 宗教観・迷信 の影響
討伐後の真相未解明 ― なぜ事件は語り継がれるのか

『本当の正体』はいまだ謎? 現代に続く推理とネット考察

インターネット上では、当時の記録や新たな証拠をもとに様々な説が議論され、事件の謎は今も多くの人々を魅了しています。
科学的な検証が進んだ現在でも、決定的な証拠は見つかっておらず、事件は未解決のままです。
このミステリー性こそが、事件が語り継がれる最大の理由の一つです。
- 現代のネット考察
- 科学的検証の進展
- 未解決のミステリー性
討伐劇とジャン・シャステルの伝説化

彼の討伐劇は数々の伝説や逸話となり、事件の象徴的存在となりました。
《シャステル》の勇気や知恵、そして討伐に使われたとされる「銀の弾丸」(➔〖Wikipedia〗)など、物語性の強いエピソードが多く残されています。
これらの伝説は、事件の神秘性をさらに高め、後世の創作やメディアにも大きな影響を与えています。
- ジャン・シャステルの英雄伝説
- 銀の弾丸の逸話
- 創作やメディアへの影響

なお、Wikipedia によれば、《ジャン・シャステル》の有名な伝説のまず一つ目、
❶[祈りを唱えた後にこの怪物を射止めた(怪物は祈ってる間ジッと動かず襲ってこなかった)]
は、何らの裏付けもなしとしており、二つ目、
❷[聖母マリアのメダルを溶かして作った大口径の銀の弾丸で仕留めた]
は、フランスの作家《アンリ・プーラ》(➔〖Wikipedia〗)の文学的創作である、としている。
“ジェヴォーダンの獣” 事件が残した教訓と現代的意義

また、事件を通じて科学的な検証やメディアの役割、社会の団結の重要性が再認識されました。
現代においても、未解決事件や都市伝説が人々の関心を集める背景には、“ジェヴォーダンの獣” 事件のような歴史的事例が大きく影響しています。
この事件は、今もなお多くの示唆を与え続けています。
- 社会不安と未知への恐怖
- 科学的検証の重要性
- 現代の都市伝説への影響
【動画でさらに詳しく ジェヴォーダンの獣】

〖【2023年、写真撮影にも成功!!】「ジェヴォーダンの獣」【未確認生物】〗
〖18世紀フランスで100人以上を食い殺した怪物の衝撃的な解剖記録【ミステリー】〗
[⇧スマートフォン専用⇧]
〖【ゆっくり解説】解剖により明らかになった正体に世界が震え…〗
〖18世紀の未確認生物…ジェヴォーダンの獣事件の真相とは?【都市伝説】〗
【おすすめ商品 / 熊撃退&防犯用スプレー】


“ジェヴォーダンの獣” ほどではないにしろ、「熊」も「変質者」も遭遇すれば十分に命を失う危険あり。
山歩きがお好きな方や山のお近くにお住まいの方はもちろん、そうでない方も、万が一の時用に1本、すぐ取り出せる場所に常に【熊撃退スプレー】を携帯しておけば、いざという時に危険動物や危険人物から身を守ってくれるかもしれません。
てことで、なんとなく良さそうな【熊撃退スプレー】を2点ほど以下にピックアップしておきました。
他にも商品はたくさんありますが、ご参考まで。
【参考動画 / khb 東日本放送】 注目が集まるクマ撃退スプレー 正しい使い方を聞く
おすすめ映画『ジェヴォーダンの獣』


“フィクション” がメインとはいえ、この事件を全く知らない方であればこの映画を見るだけでも時代背景などある程度の雰囲気はつかめます。
が、とりあえずは “娯楽作品” としてオススメいたします。
【動画配信サービス(VOD)各社ご案内】 なんと「U-NEXT」なら『ジェヴォーダンの獣』が無料で視聴できる!




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その他各社についての配信の有無は未確認ですので、別途ご確認のほどお願いいたします。
【VOD 各社】
【映画予告 /『ジェヴォーダンの獣』】

〖ジェヴォーダンの獣 LE PACTE DES LOUPS (2001)日本版劇場予告〗
プレイステーション4ゲーム『Bloodborne(ブラッド・ボーン)』の ご検討・ご購入 に★

【参考動画 / PS4『Bloodborne(ブラッド・ボーン)』】

〖Bloodborne Debut Trailer | Face Your Fears…〗
〖『Bloodborne』 PlayStation®.Blogプレイ動画〗
PS4『Bloodborne(ブラッド・ボーン)』購入者レビュー ※ Amazon より一部抜粋
・映像が非常に美しくPS4ならではの描写を活かしきれている。
・ファンが多いのも理解できる。
・間違いなく、知る人ぞ知る類の名作。これを楽しめる奴とはいい酒が飲める。
・非常に忍耐力精神力が必要ではありますが、やっぱり遊んでみたら楽しいと思います。
・景色 敵 バイオハザード4によく似ていて個人的には満足しています。昔 バイオ4をやった時の恐怖感を味わえています。非常に面白いです。
・動画で見るとイマイチわからないかもしれませんがこのゲームはかなりスピード感のあるゲームです。敵の攻撃がかなり速いです。が、ブラッドボーンの回避技はかなり高性能なのでかわせます。このゲームは武器がとにかくかっこいいです。
・剣でザクザク斬っていくのは爽快感がありました 続編があるなら楽しみにしています。
・操作性が良く自分の思ったように動いてくれる。
・数少ない ps4 の RPG、かつ安くなっているというのもありお勧めの1つと言えるだろう。
・PS4 独占で SCEJ が開発しているだけあってグラフィックは素晴らしいです。戦闘のテンポが良く爽快感があります。難し過ぎず簡単過ぎない絶妙な難易度だと思いました。ダークソウルよりこちらの方が好きです。出来れば続編を出してほしい・・・。
・買う価値は十二分にあります。

















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